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音源


昨年の春の緊急宣言が明けてから
6月のマスク勤務で急激に体が重くなり、
結果として
7月には沈没してしまったという苦い記憶。

そうか。
あれからもう1年が経つのか。


音が耳へと流れ込む
イヤホン自体が
コードレスではないと
マスク共々こんがらがってしまうことがあるが、
まあそれもたいしたことではないのだろう。


好きなラッパーが繰り出す音を耳にして
「なんでこんなトラックを
つくることができるのだろう」
とひどく感動するものの、
自分で音を作るようなことをするわけでもなく
ただ受け身でもって楽しむばかりである。

父親はわりと音楽が好きで
若い頃にロックを聴いていて
そのことで祖父に
怒られたことがあるらしい一方で、
母親は音楽にまるで関心がなく
最近のドラマ主題歌の
松たか子とSTUTS の曲に
いくらか反応を示したくらいである。


僕自身は、歌も楽器も素養がなく、
部活に所属していなかった高校1年生の頃に
当時のMr.Childrenに憧れ
「アコースティックギターでも弾いてみよう」と思い、
毎年こつこつと積み立てていた
お年玉から少量の額を引き出し
ヤマハのお店でギターを買ってから
それっぽく構えてみたものの、
たったの2日目で
自らのセンスと熱意のなさにぶち当たってしまい
「このままだと3日坊主にもならない、、
あと1日くらいは頑張ってみるか」
と思ってやはり翌日の3日目で”最終公演”を迎え、
結局それ以降その安価なギターは
文字通り”お蔵入り”になるしかないという
なんとも残念な思い出があるのであった。

そんな僕でもいま思い返すと
幼稚園の頃の
鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)は好きだったし、
小学校にてリコーダーは得意ではなかったが、
木琴から始まって
ドラム、和太鼓といった
打楽器は結構好きだった。
と言うよりも、
5年6年時の音楽の授業では
打楽器以外やりたくなかったので、
クラスの他の子とパートが競合すると
「後出しジャンケン」でもって
自分だけで占領しようとしたくらいだ。
(性格的にこの子はグーが多いから
チョキを出すと危ない、
とそれなりの策もめぐらすことに)

その後に進学した中学校では
ギター部がやたらに強かったらしいが、
そんな彼らが教室で練習している勇姿を
とりあえず運動部に入った自分は
グローブを片手にして
ただ単に眺めていたような。


現在では
楽器に触れたいとはあまり思わないが、
「音」と「リズム」は好きで
依然としてよく反応するようである。
音に刺激されて脳細胞が活性化するのは、
わが国の平安時代から始まった
田楽踊りのルーツの一端が
僕自身にも流れている
ということなのだろうか。



盆踊りや夏祭りの雰囲気は
かなり好きなのだけれど、、


今年の夏も
やっぱり
厳しいでしょうね。








以上

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