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桜並木の、ゆく春くる春

TOKECOM生は、運がいい。3月23日の卒業式も、本日1日の入学式も。晴れ渡る空に祝福され、正門前の桜並木を学生さんが行き交いました。前日はどちらも、嵐のような雪や、雨だったというのに。


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お天気が味方してくれた卒業式。授与式会場の内外で耳にする「久しぶり!!」という歓声に、彼らの学生生活を襲ったパンデミックの影を感じずにはいられませんでした。留学や旅行、部活やサークル、勉学も就職活動も、当初思い描いていた未来とは異なる現実を生きた卒業生。「でも」と彼らは語ります。「充実してました」。「だからこそ経験できたこともある」と。大学生活を振り返り、自分の想いを文章にして送ってくれる学生さんが例年以上に多く、手紙、メール、その一つひとつに胸を打たれました。仲間と物理的に群れることが儘ならない期間を過ごした分、「言葉にして伝える」習慣が身についたのかな。困難のなかでも、しなやかに生きる学生さんたちにあまたのことを学びました。卒業おめでとう。今日は気持ち新たに、それぞれの4月1日を迎えていることでしょう。

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毎年恒例、授与式での教員スピーチ。TOKECOM教員全員が卒業生に餞のことばを贈ります。

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巣立つ鳥あらば、かえる雛あり。

本日、桜並木を通ってご入学された皆さん、おめでとうございます。ようこそTOKECOMへ!("トケコム"と読み、"溶け込む"を表す)

今年は特に記念すべき、おめでたい入学式。長年あたため、準備してきたコミュニケーション学部二学科体制の「未来」が現実となった春なのです。メディア社会学科と国際コミュニケーション学科に所属する新入生、合計247名へのガイダンスを前に、学科立ち上げの中心で汗をかいてきた北村先生、光岡先生は「いよいよですね」「この日を迎えましたね」と感慨も一入。道のりは、長かった。桜が舞い、ここからまた、新しい歴史が始まります。

二学科体制って何?なぜ今、「メディア×国際」なの? こちらの動画をご覧ください。

新任教員四名も加わり、ますます賑やかなTOKECOMです。春夏秋冬、本年度もTOKECOM noteをどうぞよろしくお願いします。

今日降る花のいや重け吉事。

ラッキー!

(松永智子)

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