見出し画像

居酒屋のカウンターでくだを巻く。例えていうならそんな話。

立て続けに「考えられへん!!」とキム兄のように心の中で呟いた出来事があった。

どれもたいした事はないのかもしれない。
が、私の中では重なって起きた出来事で、どっと疲れてしまった。
そして、現在胃がとても痛い。
ストレスによる胃の痛みと、吐き気に気が滅入っている。
吐き気はストレスというよりはやけ酒のせいだろうが、飲む量は通常と変わらないのだから、やはりこれはストレスからだろう。
なんて柄にもなく、浸ってみたりする。
なんか仕事してる感漂ってくるではないか。

お前の仕事感てどんなだよ!
昭和か!!!
と言われてしまうんだろうか?
でも仕方ない。
こちとらしっかり昭和生まれなのだから。

ことの始まりは、朝届いたメールからだった。
有名雑誌の企画をしている女性から、取り寄せ商品として商品を雑誌に載せないか。
というメールが届いた事だった。
誰もが知るような雑誌で、浮き足だったのはいうまでもない。
がしかし、掲載料がかかるというのだ。
企画書と共に資料を添付するので、見て検討してほしいと言われたのだが、掲載料金が載ってる資料はなく。
同じ企画書が2つ添付されていた。
掲載料を払って載せるのは、別にいいと思う。
やりたい方にやってもらって双方が納得した形になるのであればとても有意義なものである。

しかし、うちはそれを別に望んでない。
うちのSNSやECサイトを見たのなら分かると思うのだが、数量は多く出していない。
そもそも大量生産が出来る商品ではないのだ。
掲載料を支払ったとして、その金額がいくらかは分からないが、利益が出るほど数量を販売するまでに客足が途絶えないという保証はない。
そして、そんなに大量に発送用意をする人と時間もない。
ので、今のようなのんびり体制が現状では1番いいのだ。

掲載料がいくらかは存じ上げないが、当店はお断りしたいという旨をとても丁寧にお伝えさせて頂いた。

その企画を確実にする為に、うち以外にもたくさんのお店に同じようにDMを送りまくってるであろうから、返事はないだろうと思っていたのだが、『下記に掲載料の資料を添付しますので、気軽にご検討下さい。』と返事をして来たのだ。
が…下記の資料添付はない。
この子は仕事が出来ないの⁇
それとも掲載料金を載せれない、そういう怪しげな会社なのか⁇
とHPを開いてみた。

不信感はありつつHPを見たら、一番最初に「小さなお店にスポットライトを当てるをスローガンに!!」
などと書かれてある。

はぁ?
私の中で何かが切れる。

小さいお店はどのくらいの規模を仰ってるのか分からないが、うちのような本当に小さな店からすると、何言ってんだ!!!と鼻で笑ってしまう。

掲載料がいくらは知らないが、結局は小さい店から掲載料を取って有名な雑誌に載せてお宅は利益を得てるんだとしたら、それは、大きなお店にやってる事と何が違うのかしら⁇

そういうような大きな広告を打てないから、色々なSNSを使って宣伝するように必死に頑張ってるのだ。

小さな事業は、全部が全部そうではないが、こだわりと悩みを抱えて、いかに商品を双方が納得できる形で販売できるか…という事を考えながら商売しているんじゃないかと思う。
少なくてもうちはそうである。
ちゃんとうちのリサーチをしてメッセージを送ってくれてるのなら、こんなことにはなってないはずだ。
その仕事ぶりにも呆れる。

企画会社なら、もっと新しい三方良しの何かを考えて企画するのが仕事じゃないのかしら⁇
と思ったら、しょうもな…と一気に気持ちが萎えた。

なんなら、結構好きな部類であったその雑誌もなんか残念…。という気持ちにもなった。

これはあくまで私の感想なので、気分が悪い!!!
と思った方はぜひスルーして頂きたい。
これを読んで気分が悪いと思ったように、私もこの営業メールに気分を害したのだ。
友達がいないので、ここにぶつけている可哀想な人間をどうか見過ごして頂きたい。

しかしながら、もう一件ぶちまけたい話があるのだ。

同じ日に起こったもう一つの出来事が、仕事をお願いしていた方がアポなしで私がいない時間に来店。
私はしっかりこの曜日と時間でと日程をいくつかお伝えしていたのだが、全く無視である。
しかもお願いしていた案件についてもなんの進展もない状態。

この方これまでに2回打合せをドタキャンしたという強者。
1度目は打合せ2時間前に急に用事が入ったと。
まぁ、仕事なら仕方ないと思い、別日で調整させて頂いた。
2回目は寝過ごして、開始時刻を15分過ぎて寝落ちしてましたと連絡してきて、今からやれますと言われたのだが、こちらも暇ではないので、その時点で次に進める仕事の為に、移動していてお断りさせて頂いた。

以前からのやり取りで、仕事への向き合い方が私とは違うんだなと何となく思っていたのだが、今回で「あっ!この人とは一緒に仕事は無理だわ!」と思い、お世話になっている方からのご紹介だったので、角が立たないように話を白紙に戻させて頂いた。

これだけ人のスケジュールを引っ掻き回したのに、なぜか彼女は申し訳ないです感を全く出さない方で、あっぱれ!とヤジリたいくらいだった。

これが、1日のうちに立て続けに起きて、「考えられへん!!!」と心の中で叫んだ私だった。

想像力って大事で、相手の方にこうすることによりこれほどの迷惑をかけたのではないか?
とか、こうすれば相手の方が分かりやすく、メリットがある提案になるのではないか?
というように相手の方を思って想像して、行動に移すのが大事なんじゃないかと私は思っている。
勿論そうしても失敗することはあるけれど、でも失敗しながらも伝わるものってある気がする。

こんなことを言うと、古いタイプの人間だ!
なんて言われるのだろうか?
でも、それでもいい。
仕事を一緒にするなら、やはり気持ちよくしたい。
相手を思いやる。
これは本当に心がけたい事である。

こんなに「さも」な感じで書いているが、私も自分本位になる事もしばしばではある。
自分の言葉がブーメランのように帰ってきて、瀕死状態で立ち直れない時もよくある。

人とはそういうものだわ。
分かってる、分かってるの!
難しいからこそ、心がけたいものなのよ。
なので、この2人の女性には気づかせてくれてありがとう!と言いたい。

…いや、嘘です。
そんな器のある人間ではない。
マジ考えられへん!!!
時間返してくれ!!
と心の中で毒付くだけでは終わらなかったので、自分への戒めのためにも、記しておく。
今後、私もこんな人たちにならないように。
最後まで読んでしまった方、なんだかごめんなさい。
貴方の貴重な時間を、私の愚痴に付き合わせて。
いつか居酒屋のカウンターで会うことがあれば、一緒に一杯いかがかしらw


#仕事の心がけ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?