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セルフプロデュースとZ世代チームについて考えながら「ハイパーポップ」MVを作ってみた。

ストリーミングである程度稼げるようになると、色々なところからお声がかかるようになる。そのお声にのっかって、チャンスを掴み精一杯努力し、身を粉にして曲を作ると、きっと収入は何倍にもなるのであろう。しかし、もともとDIYミュージシャンは、稼いだ金額がすべて自分のものになっているので、☓☓をサポートするので〇〇%くださいと言われても、「まあ、そのうちに」という感じになる。

そんな中でセルフプロデュースで活動する映像クリエイター、トラックメイカー、イラストレーター、パフォーマー、ダンサー、メイクアップアーティスト、スタイリストなどZ世代のアーティストたちは、チームとして自由自在にタッグを組む。継続的である場合もあれば、1回限りということもある。中抜きはなく、できる限り低予算で。そして今や動画や音楽再生の収益を分配できるプラットフォームまで存在している。

ということでTok10の今回の新曲のテーマは「ハイパーポップ」。まだまだ日本では聞き慣れない言葉かもしれないので、noteでのnamahageさんの記事を紹介させてもらおうと思います。

サイケデリックでノイジーなサウンドは、日本のhyperpopサウンドを牽引するウ山あまね。監督は、キャッチーでポップな映像センスで引っ張りだこの/VJ/DJとしても活躍するマザーファッ子。共演は、プリプリマルチクリエイターとして、歌、ダンス、イラスト、アニメーションなど様々な媒体で独特な世界観を持った作品を発信するLily Spacey。なかなかアツいMVに仕上がったので多くの人に見て欲しい!

先の記事にもあるように「ハイパーポップ」というジャンルはインターネット技術を使用し、性別、果ては身体性をも乗り越えるLGBTQ+コミュニティとの親和性の高さでも知られています。Tok10によりリズミカルな「韻」と「女言葉」でキャッチーにうたわれる『爆弾少女』は、まさに歌詞+テクニカルな声音の変化で「性別」の呪縛をぶち壊す一曲となりました。

高校時代からジェンダー差別に関する映像制作を行うなど、社会問題に対しても関心の高いTok10。好きなこと、楽しいことで遊ぶチームでの作品づくりをぜひ応援してください!

爆弾少女

※『爆弾少女』のかっこいいジャケットは、音楽・イラスト・映像とマルチな才能を誇る浅井杜人(あさいもりと)です。

「アートで食える」モデルケースを作りたいです。サポートされるとどんな風になるのか気になるのでご協力ください!