スクリーンショット_2019-01-15_15

ラッパーTok10「アートで食える」モデルケースを作る お勉強編(2)

クラウドファンディングの本当が学べるサイト

クラウドファンディングについては、あまり深く考えずに実験的にチャレンジし始めたのですが、チャレンジをすすめていくにつれてクラウドファンディングの本質的な部分を考えさせられる記事があったのでリンクを残しておこうと思います。

1. ファンとアーティストの「悪巧み」の構図

2. 「共感」ではなく「共犯」VS 「共犯」を嫌がるアーティスト

ぼくのりりっくぼうよみ ✕ 家入一真(CAMPFIRE代表)のこの対談にも、「共感」ではなく「共犯」というキーワードが出てくるが、ぼくりりは反対の考え。

読んでいてなんとなく感じていたことが、だんだんと明確化されてくる。他者を巻き込まなければ「お金」と結びつかないことを知っている人間と、自分の作品に他者を踏み込ませたくないアーティスト的な人間の意見の相違はとても自然なもの。そこから、アーティストがクラウドファンディングをするということを、美術館の展示と考えるとわかりやすくなった。

クラウドファンディングのプロジェクトを「展示会」とすれば、「アーティスト」は作品をつくる。そこに、「キュレーター」が介在して一般的に受け入れられ、お金に変えてもらえるように発信していく。

技術が発展して、製作から販売まで全て一人でできるようになってきた現代、「アーティスト」と「キュレーター」の資質を兼ね備えた人間が成功する確率は高くなるが、この両立は通常なかなか難しい。言葉以外で表現された「作品」を作者自身が自分の言葉を使って「デコーディング」してしまうと、それはまた違ったものとなってしまう可能性がある。

そのため、通常は、自分と共犯関係を結びたいと心から思ってくれる優秀な「キュレーター」を見つけることが成功の鍵を握る。ネット技術は、ある種の「展示会」をメジャーデビューという形ではなく、個人で、あるいは、よりコンパクトで身近なチームという形で実現することを可能にしてくれるツール。クラウドファンディングは、いわば社会や経済のミクロコスモス。なかなか奥深いと、チームTok10は考えています。

引き続き、ご支援、拡散お願いします!

「アートで食える」モデルケースを作りたいです。サポートされるとどんな風になるのか気になるのでご協力ください!