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香港→深セン→DJI旗艦店:マニア垂涎の聖地巡礼ルートを紹介

割引あり

ガジェットファンの皆さん、ようこそ『俺流トラベルガジェットの世界』へ。

今回の「俺流トラベルガジェット」では、ドローン愛好家必見のスポット、中国深センにあるDJI旗艦店へのルートをご紹介します。

私は、ドローン関連サイト「drone.jp」の6月号の取材がてら、この場所を訪れました。DJI旗艦店は 中国深圳市の南山区にあります。
ここはDJI本社のお膝元でもあるので威信をかけた旗艦店にするという意気込みが伝わってきます。

この旗艦店、とにかくすごいんです。
まずビル全体がDJIのショールームになっています。

メインエントランス部分

店内は広々として、商品販売エリアと技術展示エリアに分かれています。DJIの最新の一般向け製品はもちろん、過去のモデルや産業用ドローンまで見られるんです。DJI好き、ドローン好きなら興奮間違いなしです。

産業用ドローン展示コーナー

特に印象的だったのは、接客してくれる店員さんや技術スタッフの知識の深さです。購入前の相談はもちろん、ドローンに関する技術的な問題まで丁寧に対応してくれます。

受付カウンター

DJI深セン旗艦店へのルート


そこで今回は、このDJI旗艦店までの工程を、香港からどういった交通機関を使うのか ご紹介します。

ただし、注意点があります。現在(2024年6月時点)、日本人が中国に入国する際にはビザが必要です。事前に日本の中国領事館でビザを取得するか、中国国境で当日ビザを取得する必要があります。

今回ご紹介するルート【旺角(モンコック)ー皇崗(ファンガン)ーDJI旗艦店】は、当日ビザの取得が比較的簡単なので、おすすめです。

旅程全体の流れをサクッと紹介

1.国境越えバス

乗車区間:旺角(太子)ー皇崗

2.香港出国

香港国境でバスが停車したら全員下車
徒歩にて香港イミグレーションを通過・出境

3.中国入国

乗ってきたバスが待っている(あるいは少し待つかも)ので同じバスに乗って中国国境まで行き、停車したら全員下車

中国イミグレーションで即日発行ビザ取得へ
この部分は、友人の香港在住携帯研究家、山根さんのnoteに詳しく書いてありますので参考にしてください。ただし1年前なので健康申告は不要になっています。

4.地下鉄

乗車区間:皇崗ー深圳湾公園駅

以上が大まかな流れです。

所要時間について
ビザ発給は混雑具合によりますが、それ以外は約1時間半です。私は9時半発のバスに乗車して11時にDJIに到着しました。
ビザ発給は先着順なので可能な限り早く行くことをおすすめします。

具体的な旅程を紹介

それでは 写真とともに具体的に紹介します。

皇崗経由 国境越えバスの停留所です。
このバスは10〜15分毎に出ているシャトルバスです。

乗車口は地下鉄 太子駅(Prince Edward Station) C出口を出てすぐあるこのMetro Park Hotel Mong Kok が目印です。

バス乗り口の前にあるMetro Park Hotel Mong Kok

今回乗車するバスの窓口ですが、オクトパスカードがあればこの窓口では何もする必要はありません。

バス会社窓口

窓口に貼ってある価格表を拡大してみます。

北行は中国行き、南行は香港への戻りと云う意味で、行きはHK$43、日帰りの場合には帰りはHK$28と安くなります。(往復で1400円程度)ただし月金のみ、週末はこの割引はありません。

バスの乗車時間は午前6時から午後11時半、国境は24時間開いています。
ただし中国地下鉄は夜中は運行していませんので注意してください。

この窓口の前に1〜2台このバスが停まっています。前にあるバスが先発ですので、大きな荷物はこのトランクに入れて乗車します。

国境越えバス
乗車時にオクトパスへのタッチで支払います
バスの車内

約40分ほど乗車します。

車窓その1
車窓その2

香港のイミグレーションです。(バスの車内から見た風景)
ここで香港を出国(香港では出境といいます)します。

落馬州管制所

バスを降りてみんなが向かう方向に一緒に行きます。
多くの人は e道や香港居民に向かいますが、多くの日本人はVisitorsへ

香港イミグレーションビル入口

この中は撮影できませんが、一般的な香港の出国なのでパスポートを提示するだけです。

香港のイミグレーションを出るとバスが何台も並んでいます。
乗ってきたバスを探して乗車します。

イミグレーションを出たところ

上のバスが並ぶところの奥に、この看板があります。
先ほど旺角から乗車した人たちもここに集まっているはずです。
最初に乗るときにバスのナンバープレートを確認しておくと安心です。
またこのバスに乗車するときにもう一度 オクトパスへのタッチが必要ですが、乗車時と同じオクトパスカードを使うと無料で乗車できます。あくまでもすでに支払済みを確認するためという手順です。

ここで乗ってきたバスを待ちます

バスで国境の川を越えると中国イミグレです。
向こうに見えるのは地下鉄 「落馬州駅」から中国イミグレーションに向かう橋です。

バスの車窓から見える風景

次にバスが停まったところが終点、中国 皇崗のイミグレーションです。
周囲の人達の後をついていきましょう。
中国入境は写真が撮れませんが、上記で紹介した山根さんの記事を参考にしてください。
一日も早くビザ無し入国ができるようになって欲しいものです。

バスを降りたら皇崗イミグレの入境へ向かいます

ビザが発給されて無事に中国に入国できるとここにたどり着きます。
これは出た直後に振り返って撮った写真です。
往香港という看板が見える通り、香港に戻るときにはこの右矢印の入口から入って戻ります。

入境を出たところ

イミグレを出て正面左、指の先にある歩道橋を渡って地下鉄に向かいましょう。思ったより高く階段だと疲れるので、登り口と降り口どちらもエレベータを使いましょう。

指の先にある歩道橋を目指せ!

歩道橋の階段辺りからみた地下鉄の駅を指で示してます。
左からニョロっと出てるのが私の左 人差し指です。建築中の高層ビルの左横にあります。現在この付近は工事中で地下鉄までの道が行く度に変わるのであえて掲載しません。歩道橋を降りて200メートルほど歩くイメージです。

地下鉄駅の位置

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