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TTL54「宿題をハックする」読書と対話で学びが深まるワークショップ

0.はじめに

2023年5月19日(金)にオンラインにて行った学びの記録です。
参加者8名

今回も、認定ファシリテーターMioさんと一緒にABD(アクティブブックダイアログ)で「宿題をハックする」を読み合いました。

著書:https://amzn.asia/d/8DGcqgQ

ABDについて:https://www.abd-abd.com/

1.全体の流れ

今回は、30分で担当箇所を読み、サマリーにまとめる。ここが頭フル回転でスポーツのような爽快感があります。(山﨑の感想)

2.著書を10分割

一人1つの担当を決める。ABDを始める前は、担当した部分だけを読むなんて無謀だと思っていたが、経験した人はわかるが、十分内容理解できる。

3.サマリーの作り方


「全てを網羅しようとしない」が大事!全てをつらつら書き出してしまいそう。要約力が必要!

4.実際の8名のサマリー

「宿題の方針について同僚と話す」できているだろうか・・・。
「生徒との信頼関係が重要」との参加者の言葉が随分飛び交った
1cmのものを探しましょう、よりも「人差し指の第二関節(1cm)の大きさのものを探しましょう」だと「好奇心」が変わる
授業クラスでTwitterの共通タグを決めて投稿、これで世間の意見も聞くことができる!

5.参加者のピースメイキングダイアログ(一部抜粋)

  1. 勤めている学校が新設校だからか、生徒が宿題だけにとどまらず教育のあり方を議論する場面があり、みんなで学校を創ろうという雰囲気がある。

  2. 「宿題がないとどうしたらいいか困る」という生徒の声もある

  3. (自分の学生時代を思い出し)中学校は「宿題」と呼び、高校になったら「予習」という言葉に変わった。教員になってみると、みんな「課題」と呼んでいた。

  4. 大学受験があるから仕方ない面もある。

  5. 教員間で目線合わせが必要。

  6. こんな宿題出しても、大人になっても覚えてないだろうなーと思うと宿題出す気になれない。

  7. 前例踏襲をやめてチャレンジしよう。

  8. 小中高、宿題の形はさまざまだった。中学高校はテストのための勉強だった。小学校の漢字は残っているが、中学校の漢字は残っていない。

  9. 計算ができていない生徒に計算の宿題を出すべきなのかな。

  10. 「算数障害」のことをよく知っておいた方がいい。

  11. 小学校6年の頃、1年間通して「自由学習ノート」をクラスメイトと競って夢中になって取り組んだ。あの宿題が自分の原点になった。

6.山﨑の感想


久しぶりに自主的に学ぶ興奮と刺激をもらった。でももしこのABD読書会が職員会議で全員に課されたらどういうモチベーションだっただろう。まさに宿題と同様の状態だ。

最後に、この本を読んで、私のアクションプラン!
(1)数学探究の授業について、Twitterで共通ハッシュタグをつけて、生徒の問いや探究を世間からご意見をいただこう。
(2)1学期の成績後に、生徒にどうだったかを聞き、生徒に学習のオーナーシップを持ってもらいながら、宿題の量や成績の付け方について議論しよう。
(3)生徒の遊びを把握し、遊び(生徒の身近な問い)と教材を繋げよう。
(4)算数障害について、何も知らないので、知っておかなきゃ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも、ワクワクする学びの1ページをお届けします。


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