障害者アート「芽夢」
就労継続支援B型事業所たのしいフルハウス
温かく見守りながら様々な特性に合わせたご支援をされているとても素敵なB型事業場さんです。
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アート活動「芽夢」
たのしいフルハウスさんは、アート活動をされていて私はそこで皆様の作品制作のお手伝いをさせていただいています。
アートチームの名前は「芽夢」（がむ）です。
アグリピア農場、楽しいフルハウスさんでさせていただいている「芽夢」は、障害を持つ方々にアートという手段を通じて、言葉にならないそれぞれの思いを色や画材との出会いを楽しみながら好奇心を育む時間です。
好奇心は、楽しんでいると自然に高まり、限りなく広がっていくものだと思っています。
障害（特性）が自己表現（作品）に変わると、その自己表現を通して社会とコミュニケーションをする機会を創ることにもなります。
「芽夢」では様々な特性を持った方の中でアートや表現が好きな人が楽しみながら社会性を高めていける。
そのようなきっかけとなれるようにしていきたいと思っています。
彼らが私に教えてくれたこと
絵をお伝えさせていただく中で、彼らにとって絵を描くことがどれほどのエネルギーと創造性を解き放つきっかけとなるのかを見せてくれました。
彼らが秘めている力とその未開の可能性に触れた、その瞬間「それは知的障害があると診断されても、創造性がない、あるいは新しい考えが生まれないという意味ではなく」それらの障害と呼ばれる特性が創造性を制約するものではないことを私に強く感じさせました。
「彼らの心の中には、私たちではなかなか思い浮かべられないようなアイデアがあふれ、私たちには見えない景色が広がっている」と思うと同時にその時、そういった素敵な景色や豊かな創造性を共に考えて、育み、引き出していきたいと思いました。
例えば、自分の思いに合わせて体をコントロールすることができなくても、本人にとってはどんな行動にも肯定的な意味や意図があり、例え、言葉に頼ることができなくても情報を繊細に受け止めることができたりします。
私は一人一人の障害の程度や個性に合った創作手法を共に考え、様々な思いを表現として表してみる時間をここで作って行きたいと思っています。
彼らの個性の成長を楽しみにしていてください。
芽夢での私の役割
「芽夢」の時間は様々な特性を持つ人々が自身の特有の才能や可能性を成長させ、社会とのつながりを強化するための場所だと思っています。
この場での最も重要な要素は、彼らが楽しみながら（ストレスフリー）で自己の個性を伸ばす時間を確保することです。
なぜなら、自由に個性を伸ばす時間があるからこそ、彼らは自身の才能と可能性を探求し、理解し、そして発展させることができるからです。
芽夢（彼らが自身の感情や考えを自由に表現することができる、個の個性を伸ばす時間）は、自分自身の能力や才能を認識し、磨き上げる機会（楽しくのびのびお絵描きタイム）です。
そこから生まれる自己理解と自己表現の深化は、創造性を高め、新たな表現方法を発見する力を育むきっかけとなり、現に彼らは常に成長をしています。
また、自分の個性を理解し、それを表現する能力は、自信を育み、自尊心を強化してくれます。
これは、社会に積極的に参加するためには必要な力でもあります。
この時間を通じて彼らが自身の個性と才能を最大限に発揮できるように支援することが、芽夢での役割だと思っています。
芽夢メンバー紹介
ゆうや君
コンセプト
合体動物園
いろんな動物を合体しオリジナルの動物を作ります。
ふくちゃん
コンセプト
絵と言葉の融合
いろんな色と記号、言葉で自己表現。
でも色と言葉の下には見えないけどいろんな絵があります
金森さん
コンセプト
ハート
いろんなイメージをハートで表現。
かたやま君
コンセプト
いろんなイメージをオリジナルキャラクターで擬人化
芽夢第1回展示会作品
初めての展示会（2023/12/2〜12/28）大垣情報工房
皆んなで作った作品（双葉🌱）
全体写真
双葉の意味
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