見出し画像

シナリオを「閃く」方法をシステム化したい

小説の賞をもらって連載してた時に思ったこと。

作家として活動し続けるためには、「安定的にアウトプットを供給する能力」が一番重要だということ。

自分の執筆スタイルは、いわゆる「閃き」が降りてきて、その勢いで最後まで徹夜で書いてしまうというものだった。

ただその「閃き」がいつ降りてくるかは全くもって不明で、編集の人に「次回作お願いします!」と言われると相当困ってしまった。

しかたなしに、無理くりひねり出すわけだけど、どうしても面白くならない。

結局、何作かは発表したものの、これは安定的に稼ぐのは難しいなと作家活動をやめてしまった。

ただそれから紆余曲折あって、また作家活動を始めることにした。

再開にあたってテーマとして決めたのは「閃き」のシステム化。

本業の仕事を通して、「マニュアル作成能力」やら「戦略構築」、「プログラミング」「機械学習」などを学ぶ機会があったので、それを活かして「閃き」を降ろすためのシステムを構築できないかと思ったのだった。

まずは過去に「閃き」が降りてきた瞬間を反省し、どのような条件が揃ったときに閃いたのか?ということを考察する。

そして、なるべくその状況を再現をできるような方法論を考える。

今度はその方法論に沿って、実際に「閃き」が起きるかどうかを検証する。

これを何度か繰り返すことで自分にとって最適化された「閃き降臨システム」が作れるんじゃないかと思った。

ある程度、方法についての素案が固まったので、1週間に1本短編小説を書くというチャレンジを通して、うまく回るかどうか検証していきたい。

また、最近作ったゲームシナリオをどう思いついたのかということもブログに記事にしていこう。

「閃かないことに悩むのではなく、閃く方法を研究することを楽しむ」

これが作家活動再開における、自分の最重要テーマだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?