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ちょっとずつでいいんだなあ


お久しぶりです。
6年大学に通って無事に資格を取得し4月から社会人になっていました。余裕がなくてnoteをお休みしていましたが、ちょっとずつ書いていこうかなぁっと。

人生最大の失恋をしたこのnoteからもうすぐ1年が経つらしい。

https://note.com/tohu_chansakana/n/n88aff023705c

これ以来、元カレとは全く会ってもないし連絡も取ってないんだけど、奇跡が起きた。


奇跡!?まさか復縁とか!?て思った?

春から新社会人になって、配属先はランダムガチャで決まるんだけど配属辞令を見てびっくり!私をコテンパンに振った男が住んでる市だった!
実家から通えないから会社が住む場所を手配してくれるんだけど、マンションの住所が届いて再びびっくり!!最寄り駅が私をコテンパンに振った男と一緒だった!

使う駅の出口は違うので、方向は別だけど徒歩15分圏内に私をコテンパンに振った男がいる場所に住んでいる。笑えるよね。

え!?これって運命なんじゃない!?離れても離れられない運命なのでは!?と思って連絡しようか少し迷ったけど、連絡したところで別にもう未練なんて残ってないし、もう一回なんてないし、まあいっかーとやっぱり連絡はしなかった。

あーんなに辛かったけど、1年でこの結果だよ。
私の気持ちなんてこんなもんだったんさ。ちゃんちゃん。

近隣にスーパーが少ないから、私をコテンパンに振った男と付き合っていた時によく行ったスーパーに買い出しにいってる。どこに何が置いてあるか分かってるから使いやすいラッキー

あそこのラーメン屋も、そこのラーメン屋も、あっちのラーメン屋も私をコテンパンに振った男と行ったことある。懐かしい。
チェーン店もほぼ行ったことある。

彼と別れた帰り道、「もうこの道は一生通らないぞー!向こうが後から後悔したって戻ってこないんだから!」と強がりながら涙を堪えて一歩一歩踏み出しながら帰った道を1年後に毎日歩いてると誰が思う!?

こんなんやっぱり思い出しちゃうじゃん。
未練ないとか口では言ってるけど、引っ越して最初は夢に私をコテンパンに振った男が出てきたりした。
慣れない仕事でめちゃめちゃ失敗した日の帰り道なんて、ただでさえしんどいのに、元カレと楽しく歩いていた光景を思い出しちゃって泣きながら帰ったりしもしてたんだけど、慣れてきた。

今は「あー、あの頃は楽しかったなあ。あの時間は私の人生に必要だったなぁ。」って思う。

新社会人で慣れない環境ってめちゃめちゃしんどいじゃん!?
遠くに引っ越してきたのに、見慣れた街ってラッキーなのでは!?
もしかして、このためにあの頃付き合ってた!?意味あったじゃん!

とか思ったりする。乗り越えたよね~完全に。

急にこうなった訳じゃない。ちょっとずつだった。1年かけてちょっとずつ。亀が歩くペースよりちょっと遅いくらい。

当時は自分がちょっとずつでも進んでいるなんて感じてなかった。
当事者からすると、目に見える変化がないと自分が変わったなんて思えないもん。

ちょっと進んだかと思ったらまた後退したりして、結果的にあの頃いた場所よりずーーーっと遠いところにいる。

今だから思えるんだろうけど、ちょっとずつでいいんだよ。
焦らずに自分のペースで頑張ろう。頑張ってるから苦しいんだろし。

#失恋 #失恋を乗り越える #ひとりごと #エッセイ

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