映画CATSを本気で好きになる方法

酷評につぐ酷評ですっかりおなじみの映画版「CATS」。特にアメリカでの低評価はもの凄いことになってますね。日本ではどうなんでしょう？みなさんハードルを下げた状態で観てるためか、意外と酷評は少ないように見られます。特に四季のキャッツのファンのみなさんからは好評みたいですね。

あまりにも有名な演目だけど四季版を観るのはハードル高いので、どんな内容なのか知れる映画版はありがたいと思いました。
現に「レ・ミゼラブル」なんかはわたくしそのパターンでしたから。


以下ネタバレちょいちょい入ります。お気をつけ下さい。

で、観ましたです。ストーリーが知りたいだけなので、ハードルは思いっきり下がってます。
あ、先に結果だけ伝えときます。1度目はほとんど寝てました。
袋に入った状態で捨てられた子猫が、いじめられるのかとドキドキしてたら、至極簡単に仲間にしてもらえて、さてどんな波乱にとんだ物語が繰り広げられるのかとワクワクしながら観てたら、なんかデブな猫の自己紹介が始まって、その次もその次も自己紹介が続いたので、自己紹介が終わるまで音だけ聴きつつ半分寝てたら、いつまでたっても延々と自己紹介。しかも全部ぽっと出の新キャラたち。
途中あの有名なメモリーが流れたりしたので起きたら、なんか新キャラの汚い猫。あの白い子猫じゃないんかーい！。
で、自己紹介が終わったら、選ばれたメモリーの猫が気球で空に捨てられて、最後突然の長老カメラ目線で猫の接し方を説明されて終了。
え？えええ？！なんじゃこりゃ。知らない猫たちの自己紹介と猫の飼い方だけの映画。
歌とダンスがうまい狂人達の猫コスプレの宴。
恐いよー。

そんなバカな。こんな映画があるわけない。･･･人生が変わるってコピーはこういうことなのか。いや違う！きっと何かあるはずだ！。

ストーリーが無いことが分かったので、ちょっとだけ下調べして視点を変えてもう一度観ることにしてみました。体調も万全にして寝ないようにして。

そしたら、ちょっと視点を変えるだけでめちゃくちゃ面白い映画になりました。こっちの観かた次第でこんなにも印象が変わるものなのですね。
観終わってからメモリーを口ずさんじゃったりしてます。
日本語吹き替え版も更に観たくなったし、なんなら四季の舞台版なんてもっと面白いと思えます。きっと観にいくと思います。
　基本的にミュージカル嫌いなんですけど、キャッツは別です。こんなおもしろいミュージカルはありません。

ということで、どういう視点で観るかは、ちょっと鍵かけて有料にしますにゃ。あ、すいません語尾が
本当に大好きになったのですけど、CATSファンに怒られそうなのにゃー。
あ、語尾すいません。この先は100円で。気に入らなかったら返金システムもありますのでお気軽に読んでみてくださいにゃ。
語尾すいませんみゃ。