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田舎暮らし~#2.子どもの環境改善

私は、アラフィフ、子持ちの普通のサラリーマンです。仕事を辞めて田舎暮らしを始めて、もうすぐ1年。これからUIターンを考えている人や、田舎と都会を行き来する方々に、私の拙い知識と経験から、少しでもお役に立つ情報が提供できるよう、心を込めて参ります。

今回は、子育て事情について、私が住んでいる町の状況をお伝えします。

①行政の手厚い子育て支援

私の住む島根県西部。吉賀町(よしかちょう)は、町独自のサービスが充実しています。近年は「子育て日本一の町」から「子育て支援の本家吉賀町」とキャッチコピーを変えて、さらに充実をさせていかれるようです。

■子ども医療費全額助成(高校卒業まで)
■保育料完全無料■一時保育料も完全無料
■放課後児童クラブ利用料も完全無料
■給食費完全無料
■UIターンした子育て世帯に合計30万円

など、とにかく手厚いサービス。財源は小水力発電の売電収益、というところもエコなイメージがあり、好感が持てます。

保育所も待機児童などは発生していないようです(2021年1月現在)。


②学習環境や子どもの成長について

田舎だと、勉強が遅れるのではないか?

ちょっと前までは、そうだったかもしれませんね。

今は、幸いコロナ禍のためにオンラインで様々なコンテンツが充実化しました。正直、さしてハンデは無いと(あくまで親の目線ですが)感じています。むしろ、メリットの方が大きいかもしれません。
また、少数型のクラス編成のため、先生方もとてもきめ細かく指導してくださいます。例えば、娘の高校では、オンラインで英検対策を個別に実施してくださいました。

また、しまねでは高校生の単身留学制度もあります。

そのため、県外の生徒さんも一定数います。私の場合は福岡から引っ越しましたが、娘のクラスには関東や中部地方から単身で来ている生徒さんもいて、違和感なくクラスに馴染むことのできる環境が整っていました。
2020年5月に転校手続をしていたことから、シーズンがズレているために制服などの準備も大変か・・・と思いきや、学校が地域の保護者に声掛けしてくださり、卒業生から1揃い頂戴することもできました。

転入出手続きも、公立⇒公立の場合は簡単な筆記試験(娘の学校は3教科)と書類の提出・面談程度。私の場合は福岡の高校で手続きをしたら、高校どうしでやり取りを進めてくださり、書類もほとんど郵送でOK。スムーズに転校できました。

アントレプレナーシップなど、地域の方々との交流をする学びの機会も多いです。娘の場合、農作業体験、お節づくりなどを通じて、自立の心が培われているように感じます。


③食・住の充実

これはもう、言うまでもありません。特筆すべきことは、とにかく「お金がかからない」ということ。

庭先の菜園で取れた野菜。飼っている鶏の生みたてタマゴ。

また、近所付き合いなどを通じて、新鮮な野菜、魚、時にはスイーツまでいただくことがあります。私たちのようなよそ者にも温かい地域の方々。本当に癒やされ、日々感謝しています。


何より、自然豊かなのんびりした暮らしは、心が整います。そのおかげで、利他的な行動が「自然と」促進されていくように感じています。


【ヨハ6:63/新改訳2017】
いのちを与えるのは御霊です。
肉は何の益ももたらしません。
わたしがあなたがたに話してきたことばは、
霊であり、またいのちです。

霊的にクリアな状態を保つことは、都会暮らしではとても大変な試練であったりしますが、田舎暮らしはその土壌が整っているように感じます。

今日も、すべてに感謝して過ごします。

音楽と自然、田舎に関する情報を発信するため、また音楽関係者の支援のために活用させていただきます。