きっかけ食堂の賛同者を増やす施策を考えよ!@東北ターンLab.【きっかけ食堂個別プログラム③④】
きっかけ食堂、個別プログラムの課題「きっかけ食堂の活動の賛同者をどう増やすか?」のヒアリングと報告会を行いました!
こんにちは!事務局、きっかけ食堂の弘田です!今回、きっかけ食堂から出させていただいた課題を元に2チームからヒアリングを受け、最終的にきっかけ食堂の賛同者を増やし施策を参加者に発表していただきました!!✨
3回目ヒアリング、4回目発表の開催報告をしたいと思います!
(プログラム参加者の様子)
前回のおさらい
まず、「東北ターンLab.」とは何か?と疑問に思われた方は
⬇︎こちらの投稿をご覧ください!⬇︎
https://is.gd/KPfPnl
きっかけ食堂個別プログラム①の様子はこちら⬇︎
きっかけ食堂個別プログラム②の様子はこちら⬇︎
第一回、第二回とゲストの伊藤さんよりマーケティングについて学びました。その学びを生かし、今回のお題に取り組んでいきます!
ヒアリング、発表に際してチームごとに分かれて取り組みましたので、各チームより、ヒアリングでどんなことを聞いたか、どんな発表をしたのかお伝えします。
A:ひろえ、しゅんたチーム
ひろえ
・岩手県宮古市出身
・北海道の大学に通う大学3年生
・専攻は社会福祉学と精神保健福祉学
しゅんた
・岩手県宮古市出身
・山形の大学に通う大学3年生
・専攻はコミュニティデザイン
このチームは、どちらも岩手県の宮古地域出身のひろえとしゅんたで構成されています。
今回私たちは、それぞれの活動やお互いの将来に活かすため、東北ターンLab.の活動としてきっかけ食堂個別プログラムに参加し「マーケティング」について楽しく学ばさせていただきました~!!
実は二人とも、地元が同じであるだけでなく、現在同じ団体でインターンをしています。しゅんたは広報、ひろえは高校生のキャリア支援事業のインターンとして活動している、お互いをとても知っている関係性でスタートしました。
【プログラム内容】
今回のプログラムのミッションは、「きっかけ食堂の11日の参加者を増やす施策を考えよう」でした。
①調査・ヒアリング
まずは、当事者がどんな課題感を抱えているのかを探るべく、きっかけ食堂の方にヒアリングを行いました。
【質問事項】
・11日って具体的な内容
・どこで活動しているのか
・資金源はどこから?お金の流れについて
・コロナ禍でのきっかけ食堂の状況や変化は?
・きっかけ食堂がもたらした効果
このヒアリングを通して、
若い人がきてお金をより落としてくれるようになるにはどうしたらいいのか
という課題解決のための問いを見いだしました。
②アイデア発表
問いを見つけた後は、課題解決のためのアイデアを2人で考えました。
私たちのアイデアは以下の通りです!
ミッション:「きっかけ食堂の11日の参加者を増やす施策を考えよう」
概要:YouTubeのショート機能、TikTokを活用したイベントの宣伝
内容:①きっかけ食堂のルーツをショート動画で公開
②イベント当日に出すメニューの紹介
効果:①情緒的に人の心をつかみ、参加率を上げる(震災を機に東北にきっかけができた人、もともと繋がりがあった人の参加が期待できる)
②感覚的に「食べたい」と思わせ、参加率を上げる
(発表スライド)
【ゲスト伊藤さんからのフィードバック】
発表後、ゲストの伊藤さんからフィードバックをいただきました!
◯良かったところ
・TikTokとYouTubeショート機能を意図的に機能を使用していたところ
・短い動画を1つ作成するとついでに他のSNSでも出せるところ
◯改善点
・課題観がマッチしているのかもっと説明できるともっとよかった
・拡散型のところにリピートを求めているところ
・「食に興味がある人」とは具体的にどういうことか説明ができると👍️
・ぺルソナをもっと詳しく分析できると👍️
・きっかけを意識して自分の体験とマッチするのか考えられると👍️
・インサイトなど表面的な情報を探して、数字を使用し納得感をもってもらう方法もある
・リスクヘッジも見せられると👍️
【今回のプログラムでの感想や学び】
今回のプログラムで見つかった大きな気付きは、ペルソナを考えることの大切さと難しさでした。自分の体験をひも解くことで価値のつくり方も見えてくるという伊藤さんの言葉を大切にし、これからの活動のなかで体験を伝えるということも意識していきたいです!
また、きっかけ食堂さんの活動に少しではありますが携わることができて、改めて食の可能性、おもしろさを感じたり考えるきっかけにすることができました😊
いつかオフラインのきっかけ食堂のイベントに参加して、東北の食を楽しみたいです!
B:まゆこ、しのチーム
(左上がまゆこ、下がしの)
【発表内容】
私たちがきっかけ食堂へ「他団体とのコラボ」を提案しました!
Q.なぜ、他団体とのコラボなのか?
ヒアリング内容から、新規参加者の増加を目標とし、この新たな層へのアプローチは「共通点が多い他団体とのコラボ」によって獲得できるのではないかと考えたからです💡共通点が多いというポイントから、きっかけ食堂に賛同しやすいのではないかと考えました。
同じような活動をしている団体とコラボして、共同企画をすることで、コラボ団体の賛同者やサポーターに、きっかけ食堂を知ってもらうことができる。反対に、コラボした団体も同様に、きっかけ食堂の賛同者やサポーターが賛同することができる。このWinーWinな関係性からコラボが成り立つと考えました。
他にも
①お友達キャンペーン
→最初に1人で来るのはハードルが高いので、
これまでの参加者が新しい人と一緒に食堂にくれば料理1品プレゼント🎁
②きっかけ食堂主催の東北の料理教室
→新たな層へのアプローチ
▼リピーターを増やすために
①参加者の声をコンテンツに入れていく
→お客さん(参加者)もきっかけ食堂の一員であるということを実感してもらうためにお客さんの意見を取り入れていく。など提案しました。
【伊藤さんよりフィードバック】
◉よかったところ
①具体的な団体名、コラボの案からイメージがしやすい
②リスクが述べられていて、安心感がある
◉課題点
①コラボ団体の選定理由をもっと推す
教育系で具体的なコラボ内容まで欲しかった
②団体とコラボした先(メディアリリース)への返還を考える
③コラボって労力がかかる
大変なことをやるなら、もっと拡散力と明確なコンセプトを持って
④提案が刺さるか、私にだけしかできない企画と思わせるほどの提案企画力
【今回のプログラムでの感想や学び】
菊池が今回のプログラムを通して、1番記憶に残ったのは「やりたいと思える提案じゃない」という言葉でした。今回「誰しもがやっている。誰でも思いつくような提案」をしてしまったこと、何よりクライエントの心を動かせるようなものを持ってこれなかったことが悔しく、大きな学びだったと感じています。ペルソナを思い浮かべる工程やどう賛同者まで届けるのか、具体的に考え、リスクマネジメント他さまざまな可能性を考慮して、「クライエントをワクワクさせる」提案ができるまで、もっと深く考えて行けるように、知識と経験を積んでいきたいと思います。
全日程を終えて (きっかけ食堂 弘田)
2ヶ月間、計4回のマーケティングがメインのきっかけ食堂プログラムが終わりました。参加したメンバーが少しでも、マーケティングの面白さ、そしてマーケディングを使った情報発信の力を手に入れれたら嬉しいと思っています。
東北にターンするためにも、東北の魅力や価値を訴求させるためにも、マーケティングという考え方はとても重要だと思っています!きっかけ食堂の活動でも、マーケティングを大切に事業展開するきっかけもいただきました。Tiktokやりたい、、、!
ゲストの伊藤さんの学びが沢山ある話もあったので自分も含め、いつでも見直していきたいと思います。ゲストの伊藤さん、参加した皆さん、ありがとうございました!!!
次回は、底上げの個別プログラムです!!
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