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がん発覚から、現在までの振り返り

肺がん発覚(2020)から現在(2023/2)までを、時系列で振り返る。ちなみに私は肺がんステージ4でございます! 極端な悪化もなく、以前とほぼ変わらぬ日常を送っています。

始まりは2020年

11月:背中が筋肉痛?両太腿裏痛い。整形外科へ行く。痛みは薬とリハビリで減少。


2021年がん発覚

1月足腰の痛みが悪化してくる。
2月お尻付近が痛くて、歩くのが辛い。痛くて座れない
3月:足腰の痛みが治らないためMRI撮影。多発性骨転移の恐れ。某大学病院にて検査、肺がん発覚、他部位への転移有りでステージ4。骨盤への転移で、100mごとに休まないと歩けない

4月初旬:検査が続くなか、肺炎の疑い有りで、急遽入院へ。足腰の転移は放射線治療開始。遺伝子検査実施。
4月中旬:遺伝子検査により、有効な治療薬が無い事が分かり、抗がん剤にて治療開始。副作用の下痢に苦しみ、ほぼ寝たきりになる。医師から家族に病状説明。

5月初旬:下痢は治まるが、体重10キロ以上減少。歩行リハビリ開始。
5月中旬:まさにヘロヘロな状態で退院体力は凄まじく削られたが、抗がん剤の効果で経過良好らしい。1ヶ月以上入院していた。下痢で体重減少し、退院時は体脂肪率が約6%に。まさに骨と皮状態。3週間毎の抗がん剤のため翌週には再入院w

6月抗がん剤2サイクル目入院(3週間)。要介護1認定されてた・・・。まだお尻が痛くて座れない
7月:抗がん剤3サイクル目入院(2泊3日)。ようやく座れるようになった。放射線治療の成果がやっと出てきたらしい。1万歩歩けるようになった。癌マーカーCEAが下がってた。

8月抗がん剤4サイクル目入院(2泊3日)。CEAが明らかに下がった。
9月通院での抗がん剤治療へ移行。徐々に仕事復帰へ。癌の影響というより、入院生活での体力減少が大きかった。

10月:腕立て伏せ、腹筋、プランクなど筋トレ再開CEAが一桁になった!
11月:抗がん剤治療により、CEAは5.9まで下がった!
12月スクワット少なめで再開。足先の痺れがとれない。CEA5.5(計測以来最低値)!


2022年治験開始

1月:承認された治療薬がないため、治験参加へ。抗がん剤中止。
2月治験開始(分子標的薬、第二相)
3月:副作用の発疹始まる。顔頭→首→腕→胸→腿→脚全体へ移動しつつ発生。下痢は無かった。スクワット中断。

6月発疹悪化で、ふくらはぎが炎症による筋肉痛になる。湿疹になり、ジュクジュク状態の部位有り。ステロイド痤瘡か?
7月:分子標的薬で汗が出ないから、鼻水で体温調整。鼻水止まらない。
8月:「肺がんは20%小さくなったようだ。」と医師が言ってた。

10月足先の痺れは、副作用というより、入院による筋力低下だった。リハビリ(指先を動かす)により痺れは解消された。
11月:治験開始以来、CEAが徐々に上昇して二桁になった。なぜ?
12月:寒くなり足に発疹が大量発生、顔頭に発疹、目ヤニ、鼻水、鼻血など苦しむ。副作用で薬に耐えられる限界近し・・・。


2023年現在

1月治験がメーカー都合で突然中止になる。副作用の発疹が酷く、中断時でも有る事から休薬となった。
2月副作用が消えて、健康的な生活、清々しい気分になる。スクワット再開。薬中断の結果、癌マーカーCEAが少し上昇


あとがき

薬の副作用には参りましたが、肺に神経は無いため痛みは有りません。筋トレによる痛みが「もしや!」なんて思う事は有りますが、医師によると「それ筋肉痛でしょ」らしいです。

発癌当初は、骨転移の痛みに悩まされ、骨転移ボードの麻酔チームにまで対応してもらいましたが、緩和ケアが必要な程度にはならず、ひと安心。そういえば、ステージ4でしたが余命宣告はされませんでした。

今から振り返ると、医師が「貴方は良くなっていくからいいですね。我々、いつも改善しそうに無い高齢者に治療してるので」と言ってた事から、自分の病状はマシな方なのかと思えたりします。

現在の状況からすると、あと数年は持ちそうです。当面の目標は5年生存する事! 治療薬は1つ治験中止になりましたが、もう1つの治療薬が治験中ですので、延命の希望だけは有ります。の副作用が嫌なので「他に出来る事はないか?」と考える日々ですね。


今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます!!

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