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さよならグレープフルーツ!

新薬治験参加の準備で、グレープフルーツの飲食が禁止になりました。
ちなみに私は肺がんステージ4で、治験しか治療法がないのでこれ一択です!

さよなら~

なんでかな~と思い、調べるとこんな事らしい。↓

グレープフルーツジュースにはフラノクマリン類が含まれており、これが薬剤との相互作用に関係していることがわかっています。
薬剤は体内に入ると分解を受け、経口薬であれば、吸収と分解のバランスで血中濃度が決まり、効果を発揮します。薬剤の効果はこの血中濃度が上がれば強めになって、状況によっては副作用が出現する可能性があります。逆に、下がれば効果は弱めになります。
このフラノクマリン類は薬剤の分解を遅らせるため、血中濃度が上がることが推測されます。最近の研究では、一部の薬剤では消化管から吸収され血液中に移行するときに一定量が分解されているのですが、フラノクマリン類はその作用を抑制してしまうため、より多くの薬剤が血液中に移行し血中濃度が上がると考えられています。したがって、経口薬ではグレープフルーツジュースの相互作用で血中濃度が上がる可能性があります
このような理由で相互作用の可能性のある薬剤は、すべて発売時にはこの点に着目してグレープフルーツジュースを念頭に検討されています。薬剤ごとに受ける影響は違いますので、たとえ可能性があっても実際の血中濃度には影響がほとんどない場合もあります。(後略)

大阪国際がんセンターwebより抜粋

特にグレープフルーツが好きでもなく、お店で出ない限りほとんど食べないから、食生活に影響は無い。しかし、駄目と言われると欲しくなる!

そういえば、前回の治験終了後に、グレープフルーツ・ジュースを久々に飲んだが、特にありがたみは感じなかったですw

分子標的薬だから駄目というより、新薬の影響が分からないうちは駄目らしい。でも影響有りとされている薬もあるので、注意は必要ですね。

https://www.city.kagoshima.med.or.jp/kasiihp/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/H24-10.pdf

どうやら他の柑橘類でも注意が必要らしい。

効果増強が考えられるもの
夏ミカン・ダイダイ・サワーオレンジ・ブンタン(ザボン)・絹皮(安藤みかん)・スウィーティー・ハッサク・晩白柚・金柑・ライム など
柑橘系以外の食品:イチジク・ざくろ など

相互作用の心配が少ないもの
温州みかん・カボス・バレンシアオレンジ・マンダリンオレンジ・ネーブル・日向夏・レモン・ゆず・リンゴ・ブドウ・など

大阪国際がんセンターwebより抜粋

うーむ。
前回の治験時、食べてた物があるなぁw
どうやらマーマーレード・ジャムも気をつけた方がいいらしい。

増強されるもので食べたいのは、イチジクくらい。
心配が少ない方では、全部好き

影響が有るかどうかは、体質にもよるので、これからは量に気をつけ、控えめにしてみよう。

さよならグレープフルーツw

最後までお読みいただき、ありがとうございます!!


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