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【備忘録】妻と娘がいない日は②

はいよ、お待たせ!(ニッコニコで登場するも、誰も待っていないことに気がつきションボーリ伯爵)。

東北おじさんこと長谷川誠の私的インプット備忘録第2弾、鑑賞モノアレコレで御座います。
第一弾はこちら↓↓

☆「仮面ライダーBLACK SUN」(アマプラ視聴)

「仮面ライダー生誕50周年記念プロジェクト」として制作された、西島・ダイワマン・秀俊がブラックサンを、中村・みんなのミトちゃんを返してくれ・倫也がシャドームーンを演じるリブート作品。

興行成績が振るわず意外と早い段階でアマプラ解禁されそうな「シン・仮面ライダー」に向けて、仮面ライダー熱を高めるべくチョロチョロと観進めておりましたが、昨日鑑賞終了。

実は世代的にドンピシャのライダーであるにも関わらず、ファミコンに夢中だったのか、仮面ライダーを卒業してしまったお年頃だったのかリアルタイム視聴はしておりませんでした「仮面ライダーBLACK」。

ちゃんと観たのは、オダギリジョーがクウガを演じて「大人がもう一度楽しめる仮面ライダー」を標榜し始めた平成ライダーの頃でした。と言うのも、昭和ライダー=子供向け、平成ライダー=大人もOKのちょうど中間に位置する過渡期的な作品として観ないといけないんじゃないかと、謎の義務感に駆られたからでして。

そして「仮面ライダーBLACK SUN」。

これが良かった。全身スーツのライダーや怪人が出てこなかったとしたら「根の深い”差別”というものと闘う者たちのドラマ」としても鑑賞できるほど。昭和の学生運動時代から、胸糞の悪いマイノリティ差別が続く現代まで「時を超えた」描き方をしてくれていたドラマでした。

オリジナル版の「時を超えた」SF的なアレや、後味の悪いバッドエンドはさすがに封印されていましたが、最終話でオリジナル版の主題歌が流れた瞬間には全身に鳥肌が…。

「♪時を超えろ! 空を駆けろ! この星のため 仮面ライダー ブラァァック(ウィスパーボイス)♪」

「時を超えろ」を新解釈し、リブートされた良い作品でした。あと、中村倫也さんは個人的に好きな俳優さんなので、ミトちゃんと結婚しても仕方がないなと、ミトちゃんロスのおじさんが謎の上から目線で鑑賞できた作品でもありました(笑)

☆映画「シン・ウルトラマン」(アマプラ視聴)

こちらも「シン・仮面ライダー」に向けた事前準備視聴。

ゴジラでもウルトラマンでもなく、ハマっていた特撮は仮面ライダーか戦隊モノだったワタクシです。なので、ごくごく標準的なウルトラマン知識レベルで鑑賞したわけですが…。

十分に楽しめました(コナミ感)

斎藤・indeed・工さんが身に纏っている「無機質さ」がウルトラマンにぴったり。禍威獣(カイジュウ)という表現も厨二っぽくてナイスです。

きっとウルトラマンマニアの方々は、随所随所に庵野監督が練り込んだ「ウルトラ愛」に気がついてもっと感動するんだろうなぁ。米津氏のウルトラ愛溢れる主題歌の歌詞にもっと感動するんだろうなぁ。そんなことを思いながら観ておりました。

しかし…庵野監督。

長澤まさみさんのこと、好き過ぎじゃないですか(笑)

あの巨大化のくだり、そして亜空間追跡のためにニオイを嗅がれるくだり、要所要所の長澤まさみさんのカット割り…。そういえば、映画公開時に某おフェミな主義主張の方々が激しく糾弾していたことを思い出しました。

でもね、皆さん。

クリエイターが自らの身を削るようにして産み出す作品とは、ある意味自身の分身。即ち「性癖」だって含まれて当然なんですよ。むしろ、そういった「性癖」までご開陳されていなければならないモノだとも思うわけで。

太宰先生の「人間失格」しかり、夢野久作先生の「ドグラ・マグラ」しかり、田山花袋先生に至っては、女中さんが布団に残した残り香を楽しむという難度の高いニオイフェチ行為までご開陳されているわけではないですか(→アニメ「文豪ストレイドッグス」も鑑賞中であることがモロバレの表現笑)

仮に自身が不快に感じたとしても、それをさも全人類の総意であるかのように発言する前に、まぁ、ちょっと一旦落ち着いて、コーヒーでも飲んで、深呼吸して、客観性を取り戻してから発言してほしいと、自分への戒めも込めて思ったわけで御座います。はい。

☆アニメ「地獄楽」第一話(アマプラ視聴)

アニメ化の第一報を聞いた時、すでにジャンプ+で原作読了済だったこともあり「えぇ…。後半はもうエログロでクンズホグレズなあの作品を…」と思っていましたが、さすがのMAPPA制作。

ちなみに呪術から入ったMAPPA好きは、呪術廻戦→チェーンソーマン→地獄楽と、順調に作品のグロさレベルが上がってきていますが、ついて来れているのだろうか(笑)

まぁ、とにもかくにも、あの「ドロヘドロ」をステキに映像化してくれて、進撃の巨人ファイナルも、ヴィランドサガも力を入れて制作してくれている会社ですから、その仕上がりに間違いはなく。

アレ?画眉丸(主人公)の奥様エピソードで最初っから出てきたっけ?とか一瞬思いましたが、その「演出っぷり」と「賀来ゆうじ先生のあの絵が動いてる!」ということに感動しながら第一話を鑑賞。

そしてMAPPAさんお得意の卑怯な主題歌(笑)

millennium parade × 椎名林檎とか主題歌にされたら、もう興奮せざるをえませんですよ。はい。一人画面の前で「フォォォォ」って感動の唸り声をあげてしまいました。

☆映画「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(アマプラ視聴)

こちらの作品は熱い感想がほとばしり過ぎたので、別途1つの記事として書きます(笑)

☆映画「こんな夜更けにバナナかよ」(地上波放送のHD録画視聴)

ボランティアの皆さんと共に札幌で自立生活をしていた、筋ジストロフィー症の鹿野靖明さんの実話を元にした映画。気になっていたので、大分前に深夜放送を録画しておりました。

これが…、もう…。

何だろう、何でこんなにも微笑ましいのに涙が止まらないのだろう。うっかり軽い気持ちで観てしまい大号泣。花粉症で腫れぼったい目をさらに腫れさせてしまいました。

こちらの作品。大泉・いつまでも私の中ではどうでしょう人・洋さんが主演だったのが完成度をさらに高めていたように思います。

あの、飄々としているような、それでもどこか悲哀を感じさせてくれるような大泉洋さんだからこそ「きっと鹿野靖明さんも、こんな明るい人だったんだろうな…」が容易に想像でき、これだけココロを打ったのかと。

ちなみに、哀しいことに自ら命を絶ってしまった三浦春馬さんが出演されていることもあり、そちらも違った意味で涙を誘いました。あとは、これ、この文脈で言うことでは絶対にないのですが…高畑充希さんが超絶ウルトラカワイイ(笑)

☆映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(地上波放送のHD録画視聴)

最近原作漫画を某漫画雑誌アプリで1日2話程度ずつ読み進めているので「そういえば、実写版録画していなかったっけ?」とHD内を探して視聴。

しかし、見始めて数分。

これが実写映画版の2作目であることに気がつく…orz…。

完全に1作目だと思い込んで見始めたので、映画冒頭で「あれ?このエピソードって漫画の最初の方じゃなくない?」という猛烈な違和感。ネット検索し、2作目であることが判明。嗚呼、1作目から観たかったな…と、ちょっとヘコみながらの鑑賞。木村文乃姐さんがヤ○ザをベロベロになるまで酔い潰して楽しむシーン観たかった…(笑)

しかも映画のストーリー。ちょうど今現在、毎日少しずつ読んでいる原作漫画を軽く追い越してしまってまして…。

もう、岡田・ジャニーズ唯一無二の格闘筋肉ゴリラ枠・准一さんの派手な総合格闘技アクションで実写化されたストーリー観ちゃったら、原作漫画読む必要なくね?と思ってしまいました。どうしよう、今宵は読むべきか読まざるべきか…。

あ、映画の感想はアレです。もう、格闘技とかパルクール的なアクションがある漫画原作作品は、全部岡田・ひらパー兄さん・准一さんに演じてもらえばいいんじゃないかと思いますた。

あと、佐藤・ヨシヒコのホトケ・二郎さんは相変わらず過剰に無駄に面白い。会話中、堪えられずに笑ってしまう演技が相変わらず冴えていました(笑)

…。

以上、2回に分けてお送りした、とりあえずの備忘録的なまとめで御座いました。あ、「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の感想も書かないと…(眠い目を擦りながら舞台袖に退場)

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