【備忘録】妻と娘のいない日は…弐②
本日扉画像の「ぼっち・ざ・ろっく」Tシャツを着て歩いていたら、すれ違う方から、ニヤニヤ×2、ガン見×3をいただきました東北おじさんこと長谷川誠で御座います。ロッケンロール!
まだ暑い日が続いておりますが、続いているっていうか、もう妻も娘も帰ってきているわけですが(本末転倒)、インプット備忘録②をまたもやヒッソリとアップロードしやがっておこうかと思いやがる次第☆ナイツ。
前回↓↓
☆アニメ「魔法少女マジカルデストロイヤー」(アマプラ視聴)
少しずつ、本当にすこーしずつ、地道にアマプラにて視聴を続けているマジデスこと「魔法少女マジカルデストロイヤー」。現在第7話まで試聴完了。
80年代っぽさ全開の雰囲気の前半から、トランステクノ風味で実写混じりの破壊的な後半に繋がるOP映像と楽曲。そして古のオタク達(東北おじさん含む)が好むメタ的な表現。何より、敵が(´・ω・`)というあたりに感じるネタアニメ感。
サブカル界隈だけがキャッキャウフフと盛り上がるアニメかと思っていましたが…
このアニメ。何が言いたいのか、何を伝えたいのか、その熱い想いがだんだんと理解できてきましたですよ。はい。
その最たるものが第4話、万世橋オタクコミューンなる中年オールドオタクと主人公勢の争い。
この第4話。完全に中年オールドオタクに共感しながら観てしまったんですが、オールドオタク勢と昨今のオタク勢を隔てている(ように勝手にオールドオタクが思い込んでいる)壁。そういった壁をぶち壊すかのような、老いも若きも「好きな物を好きなだけ好きって言える」オタクって「ステキやん」というブレないメッセージ。これが、このアニメ作品の根底に流れている熱い流れなのではないか、と。
しかし、第4話を観て、何だか「オタクである」ことは、かつて「何だかとてもとても恥ずかしい隠すべきこと」だったことがまざまざと思い出されてきました。
公言してしまったら「キモい!」「いい年した大人が…」「他に生産的な趣味ないの?」と言われてしまうのが火を見るよりも明らかなので、ジッと内に秘めるアニメや漫画、ゲームを「好きだ」という気持ち。
その抑圧は鬱屈としたコンプレックスとなり、所謂「オタク的」と揶揄されるような、言動・行動・スタイルへと昇華され、まるで隠語で会話する密偵でもあるかのように隠密行動に徹する…。
今現在、SNS華やかなりし一億総オタク化社会。まるでファッションアイテムやマウンティングするための道具でもあるかのように「自分オタクですが何か?」と明るく公言する人達。何かといえば「推し」を連呼する人達。
そりゃあ古参のオタクにしてみたら、かつてはまるで弾圧でもされていたような気分で過ごしていたわけですから(ワタクシも含めて)、そんなに大っぴらにお天道様の下でオタクを公言されたら…
「ん? して、好きということですが、貴殿はどのレベルまでご存じなのかな?」「推しとは唯一無二の存在。複数いるのはおかしいのでは?」(全て目を合わせずに早口のハイトーンボイスで)
と、同じモノを好きな「同士」というよりは、相手の力量を図り、自身より劣るのであれば認めないといった「オタクの悪い所」全開で対抗心を燃やしてしまう気持ちも痛い程理解できます。
「魔法少女マジカルデストロイヤー」。
この作品に込められた想いとは、そんなオールドオタクも、ヤングオタクも皆同じ「オタク」じゃあないか、と。いざ、好きなものを好きなだけ好きと叫べる現在の幸せを享受しようではないか、と。魔法少女という、「いかにも」な舞台装置を使い、そんな熱いメッセージをオタク達に届けてくれている作品だなぁと感じた次第(まだ全部観ていないクセに)
☆漫画 平野康太「ドリフターズ」第7巻
待ちに待ってましたヒラコー御大の「ドリフターズ」第7巻。体調不良を心配しておりましたが、無事に源義経が表紙の7巻が手元(kindle)に届きましたですよ。
ガッチャ!(平野コータボイスで)
もう、ニヤニヤしながらイッキ読みしました。ハンニバルを「イチゴじいちゃんです」と義経に紹介する那須与一。闇堕ち土方歳三さんの覚醒。島津豊久に加えて追加されたおバカ枠としての菅野直のカッコよさ。ワンニャン軍団引き連れてゼロ戦で登場って(笑)
もうね。毎回読む度に、歴史的著名人の異世界転生モノは、ヒラコー御大のこの作品だけで十分だと思わせてくれるエログロナンセンスでカッコいい作品ですよねぇ。冷静に考えると、万人にオススメできない点もまたよろし。
さすが作者紹介欄に「趣味:いやがらせ、ち〇こいじり(公式)」と高らかに宣言するヒラコー御大だけありますね。御大のX(元Twitter)は、ウマ娘ネタばっかりだけど(笑)
☆アニメ「この素晴らしい世界に爆焔を!」
異世界転生ものは、もう漫画「ドリフターズ」だけでいいよ、と言ったそばから観ていたアニメ「この素晴らしい世界に爆焔を!」
積み録画していたものを若干消化。まぁ、ほら、これはめぐみんですから仕方がないというか何というか。と言いながら、オバロもリゼロも転スラも新作アニメが放送されれば観てしまうわけですが(笑)
しかし、この作品を観てみたらば、何だか不思議なシンクロニシティを感じてしまいました。
と言いますのも、このアニメのエンディング。
これね、このアニメーション。
以前、愛娘ちゃんがきっかけでヘビロテしているとお伝えしていた子供番組「シナぷしゅ」。その中でもハマってしまっている、ポップしなないでの「かぞえうた」。
どちらの曲もアニメーションを担当しているのは伊豆見香苗さんだったんですよ。何だか不思議なシンクロニシティ。ちょっとアニメのEDを観ながら、部屋にいない愛娘ちゃんのことを思い出してしまったのはナイショです。
あ、アニメ本編は、まごうことなき「このすば」です。面白いです。はい。
☆ゲーム「ゼルダの伝説TotK」
現状報告。
とりあえず祠152か所は全クリア。それでもクリアはしないという焦らしプレイ継続中。現在は地道にミニチャレンジをこなしているわけですが、こちらのおじさんぽの模様は、また別記事にしようかと。
☆自身の卒業論文発掘
先日実家に帰省した際、両親より「いい加減、昔のお前の部屋の雑多な物を整理してはどうかね」というありがたいお言葉をいただき、ちょっとだけ荷物いぢり。
しかし、アレやコレや、グッズやら書籍やら懐かしい物が発掘され、その都度思い出迷子になるもんだから作業は遅々として進まず。結局南極、ちょっとしたグッズ関連(羽海野チカ先生グッズ)と、掘り出した自分の卒業論文を持ち帰る。
ちなみに卒論のタイトルは
「現代ポップミュージックの変容過程~ポップミュージックにみる日本語歌詞」
何だか自身の恥部をパッカーンとご開帳したみたいで恥ずかしい気もするが、何となく自身が執筆している「ピコピコ中年音楽夜話」に使えるのではないかと思い持ち帰ってきてみたのでした。
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そして、読み返して赤面する(イマココ)
嗚呼、そう言えばワタクシ。どうにもこうにも、スチャダラパーや中村一義氏の音楽について書きたくて、この卒論テーマにしたんだった…。
まぁ、若気が至りまくりマクリスティな論文ですが、日本語の「歌詞」に関するリズム的な側面については、きちんと参考文献を漁って書いたものなので、そのうち「ピコピコ中年音楽夜話」に使ってみようかしらん。
~②了~
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