映画 「明日の記憶」 レビュー
今回は映画のレビューです。
タイトルは「明日の記憶」です。
評価★★★★☆
主演:渡辺謙
妻役:樋口可南子
主人公がアルツハイマー型認知症になったことにより物語は展開していきます。
この映画をみて感じたことは3点です。
1️⃣泣ける場面が3回あった
2️⃣病気に対する受容過程がよかった
3️⃣わたしが認知症になったら妻はどうするのか
4️⃣おまけ
1️⃣泣ける場面が3回あった
3回泣いてしまいました。
年齢とともに涙もろくなってきている気がします。
1回目は主人公がアルツハイマー型認知症の確定診断を受けたとき
2回目は娘が結婚。結婚式の最後のスピーチのとき
3回目は妻がわからなくなってしまったとき
涙の多い度は3回目>2回目>1回目です。
渡辺謙さんと樋口可南子さんの演技が素晴らしかったです。
映画で感動したい人におすすめです。
2️⃣病気に対する受容過程がよかった
主人公の渡辺謙さんのアルツハイマー型認知症という病気になってしまったときの否認と怒りの演技がすごくて映画にひきこまれました。
1否認
アルツハイマー型認知症になったことに衝撃を受け、その事実を感情的に否認したり、その事実から逃避しようとしている段階です。
2怒り
アルツハイマー型認知症という事実は認識できた。でも「ではなぜ、自分がこのような境遇になってしまうのか」といった思いが強く、周囲に反発したり、怒りがこみあげる。
アルツハイマー型認知症の確定診断をした医者役の及川光博さんの演技もよかったです。
3️⃣わたしが認知症になったら妻はどうするのか
映画を見終えて、ふと思ったことはわたしが認知症になったらどうするのか?でした。
わたしは介護の仕事をしています。
認知症の知識もありますし介護もできます。
妻が認知症になった場合には自宅で必要な介護保険サービスを利用して介護することができます。
自宅介護ができなくなった場合には施設入所を考えれます。
しかし、わたしが認知症になった場合には、介護者である妻には認知症と介護の知識もありません。
なので、妻に確認をしました。
わたしが認知症になったら介護できるのか?
答えは「わからない」でした。
考えたこともないとのことでした。
病気と介護の知識がない家族がある日突然、家族の一人がアルツハイマー型認知症になるということはとても大変なことだと改めて感じました。
妻に介護をさせることは負担が大きいです。
わたしがもし認知症になったらグループホームに入所させてくださいと妻に頼みました。
4️⃣おまけ
2006年の映画です。
現在活躍中の俳優さんがたくさんでています。
出てくるたびに「わかっ」と声がでていました。
楽しかったです。
香川照之
坂口征二
吹石一恵
水川あさみ
袴田吉彦
みなさん若いです。
この映画の評価は★4にしました。
理由はまだ映画が終わったあともその先のことが知りたいと感じたからです。
え?終わりと思ったのです。
まだ先が観たかったですね。
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