突き刺しパンクに強くて耐久性も◎なタイヤ■2023年08月06日更新

広島県広島市にある『動く』自転車屋【サイクルサービストグト】のnoteをご覧いただきありがとうございます。

かつての職場でお世話になった同業者の助太刀をしてきた『快適長持ち系自転車安全整備士』ノーリー(店長)です。
たかがパンク修理とは言っても、特殊な車輪はタイヤを外すのも一苦労。
いずれにしても私の経験がお役に立てて良かったです。

■700C規格で突き刺しパンクに強いのはコレ

★ブランド★
【MAXXIS】(マキシス)
★商品名★
Re-Fuse(リフューズ)
★ラインナップ★
700×23C
700×25C
700×28C
700×32C
★価格★
￥6,600-(10%消費税込み)
※価格は2023年08月06日時点

特筆すべきはマキシスのタイヤの中でも最高レベルのプロテクション・テクノロジー『マックスシールド』を採用している点です。

ビードからビードまでを覆い、さらにケブラー･コンポジットを重ねることで最高の耐パンク性能を実現しています。
『突き刺しパンク』に対してとても強いガード材が使われているということですね。
それゆえチューブド・クリンチャータイヤとしては極端に軽いというわけではありませんが、ケブラービードを採用することで重量の増加も抑えられています。

こうして折りたためるので、スペアタイヤとしても重宝しますね。

■こういうユーザーさんに向き不向き

700C規格のタイヤを採用している自転車を通勤・通学等でお使いのユーザーさんには特にオススメです。
朝の忙しいときに道中でパンクしたら非常に面倒です。
何せ朝は営業している自転車店が少ないし、夜も遅い時間帯には自転車屋が閉まっています。
通勤・通学に使う場合は、パンクしにくいという性能はとても重要ではないでしょうか？

レースで使いたいというユーザーさんや、軽さを求めるユーザーさんには不向きです。
トレーニング用タイヤとして割り切るなら完全にアリだと思います。

街乗り系ピストバイク(フリーギアのシングルスピード・スポーツバイク含む)にもオススメです。
回転方向の指定が無いので、片方は固定ギア・片方はフリーギアのフリップフロップハブを採用しているホイールとは相性バツグンでしょう。

ちなみに私も使っていましたが、雨でもそれなりにグリップします。
雨天時にはもっといいタイヤが他にもありますが、リフューズでも問題はありません。

そしてとても重要なことですが、自転車パーツの買い替えを一緒に暮らすパートナー等に許可を得なければならい人で、なおかついろいろなものを買って試してみたい人には向いていません。
具体的には
「消耗品なんだから、買い替えは消耗してからにしなさい。」
と言われてしまう人です。
耐久性が高い≓寿命が長いということでもあるので、保管環境や使用状況にもよりますが、交換頻度はかなり長くなります。

そういうタイヤです。

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