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リトリートの[オトモ]に。どんなグッズが良いか探しにいった -Part2

商品購入の決め手とは。

前回の「リトリートの[オトモ]に。どんなグッズが良いか探しにいった -Part1」の続きです。グッズ購入を通して思う事、気づきがあったので、今回はそんな点にも触れたいと思います。

実際購入したアイテムの紹介

出展されているお店の商品を色々見て、また販売員の方ともお話しして、リトリートを行う時のお供アイテムを決めました。実際購入したものはこちら。

①クリスタルクォーツ

クリスタルクォーツ 3,000円

クリスタルは以前から好きであれこれ考えず、自分の直感に任せてビビっとくるものを集めるようにしています。握るとなんとなく落ち着く、元気がもらえる、勇気が湧く。数珠やパワーストーンブレスなんかと一緒で御守りのような存在。リトリートを行う時に自分の側に置いておきたいお供の1つ。

②アーユルヴェーダオイル

全身に使えるアーユルヴェーダオイル 3,800円 

五感に良い影響を与えるものとして「香り」は結構大事な要素だと思います。髪から肌、爪先まで全身に少量つけるだけで精神を落ち着かせ整える事ができる。香水は苦手なので私にはこうしたオイルが良く、リトリートを行う場所に気軽に持ち運び出来るアイテムとして選びました。

③スーパーフード・キヌア

キヌアを使った食材 3点全部で1,700円

体の内側から元気に、パワーをもらいたい時にさっと摂取出来る栄養価の高いキヌアを選びました。珍しいキヌアのコーヒー、そしてキヌアドレッシングを購入。リトリート期間中は摂取するものにも気を遣いたい。

④フェムケア製品・膣ケアバーム

膣ケア製品 2,800円

実は以前から気になっていたフェムケア製品。膣や肛門用のバームが売られていて正直これまではスルーしていました。そんな所のケアまで必要?と思ってましたが、女性の身体を健康なまま維持する上では非常に大切な部位なのに、一般的には軽視されがち。みんな肌とか髪とか表面的で分かりやすい部位のケアは念入りにするけど、見えない部分のケアは行き届きにくいのかもしれません。
深層部まで意識を向けて自分の身体を理解するのと、ちょっと向き合う勇気、みたいな目的でこちらを購入。

⑤環境への配慮。自然にも自分にも優しい日焼け止め

これからの季節に向けたサンスクリーン 2,500円くらい

最後はこちら、日焼け止めクリーム。環境に優しく配慮された成分で海に潜ってもサンゴへの影響がなく使えるもの。これからの季節、海、山などの自然でリトリートを行う事もあると思うので日焼け止めは買おうと思っていましたが、どうせならこういう環境へ配慮したものにお金を使いたいと思いこちらを購入。
リトリートでは自然に身を置く事が多いですが、自然の良い所取りばかりをして、何か自分が普段自然にお返ししている事はあるか?と思うと大して貢献していない。なのでせめてこうした取り組みをしている商品を選択していきたいなと思いました。

商品の背景物語を知ると購買意欲が高まる心理

リトリートのお供に、本当は心地良く着られるヨガウェアやリラックスウェアも購入しようと思っていましたが、結局なにも買わずに終わりました。
理由としては単純に"値段が高い"というのもそうなのですが、それ以上に

商品背景にある物語が見えにくい

という点でした。

ヨガ関連のアパレル商品は平均して高価格帯。特に人気のブランドだと一点1〜2万円はします。それはMade in Japanだから、生地にこだわっているから、ストレッチや速乾技術に優れているから、有名デザイナーを使ってるから、海外ブランドだから…、とか理由は様々ありますが、正直ウェアそのものの差があまり分からなかったのです。もちろん素敵なデザインが施されたものもあるのですが、無地とかだと尚更違いが分からず価格も価格なので「だったらユニクロさんで充分かなー」と思いました。

今回私がどの商品を購入しようか、最終的な決定打になった点は実は商品背景に共感したかどうか、でした。
他の出展者からも類似商品はあったので、どれを買うか、検討している時に製造に携わった方からの話だったり、商品企画や販売の裏側についてお話を聞かせて頂いたり、熱い想いを伺ったりして購買意欲が高まったという経緯がありました。しかしウェアの店員さんとは使い方や性能、デザインの話に集中し、商品ストーリーを聞く事が出来ませんでした。その会社がどんな活動をして、どんな目的があるのか、など。

結果、どのブランドでどの商品を選ぶべきか分からなくなり、自分への動機付けも出来ず、買うのを辞めました。
※全てのブランドの店員さんとお話出来た訳ではないのと、話した時のタイミングもあるとは思います。

世の中にある商品は類似品や代替品が沢山溢れている以上、その単体だけではなく背景や人の想いが見えないと購買意欲が高まらないものだな、と思いました(値段が高ければ高いほど)。作ったご本人の熱意や人柄、物語を聞いていると心動かされるものがあり、応援したくなり、どうせ買うならこの商品を買おう、という心理、皆さんにもあるものでしょうか?
それともある程度の年齢に達したから、そういう価値観になったのか。

背景物語をもっと全面に語ってほしい

後日イベントに出展していたアパレルブランドのHPに行ってそれぞれのコンセプトやブランドストーリーを軽く覗いてみました。そこで良いなと思ったブランドが3つ。

  • LITA 
    素材は自然に分解される和紙やコットン、天然繊維を使用していて一貫した環境問題への取り組みを行なっている

  • RANGORIE
    インドの女性の職業・自立支援を目的とし現地インドと協業して開発、生産している

  • Karrys
    廃棄前の生地を商品化するなど、あらゆる方法で社会貢献活動をしている

うーん。こういうお話、詳しく聞けたら違ったかも。

もちろん皆がみんな、商品背景を知りたい訳ではないと思うのですが。
私は例えばマザーハウスさんの様な活動をされているブランドに共感してたりするタイプなのでそう思うのかもしれません。

しかし折角世に出てきた商品。何らかの物語があると思うので、全面に見せてほしいなぁと思いました。

今回あまり深く考えずに"リトリートの際に使えるアイテム探し"と思ってイベント会場へ行きましたが、色々と思う事、自分の思考パターンや気づきがありました。

書きたい放題書いていたら長くなりました。
最後までお付き合い頂き有難うございました♡

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