ウェルネスツーリズムEXPOの感想 〜Part2〜
こちらは前回の「ウェルネスツーリズムEXPO Part1」の後編になります。
前回はEXPOの様子と群馬県、島根県の取り組みについて簡単にご紹介させて頂きました。後編も主観ではありますが、印象的だったプログラムについてpick upしてご紹介致します。
日本的リトリートの代表格 高野山 / 日本巡礼ウェルネスツーリズム
ブースには「高野山宿坊協会」さんが出展されていました。高野山では51もの宿坊寺院があり伝統ある精進料理を頂きながら霊場で過ごすというもの。早朝のお勤めに参加したり、写経や阿字観(密教の瞑想法)体験が出来ます。公式HPにはインバウンド対策に欠かせない英語の情報もしっかりあり、所感ですがかなり力を入れていると思いました。
宿坊体験、まさにJ-Wellnessの代表的なプログラム。
7月7日にリニューアルOpen 南紀白浜・くろしお想(KUROSHIO SOU)
一際目立つシンプルでオシャレなブースがありました。和歌山県にあるくろしお想(KUROSHIO SOU)という施設。アクティビティには熊野古道ハイキングや朝ヨガができる。木材がふんだんに使われた建物、温泉、こだわりの和食を提供。会社の研修プランなどの企画提案も行なっている様です。7月以降、楽しみな場所。
1泊2日で52,800円〜。2名1室からしか検索がかけられなかったので1名利用は出来ないのかもしれません。
個人的にはリトリートは1人で行う方が良いと思ってるので1人で宿泊できるプランが出来るのを期待しています♡
韓国ウェルネスにも注目
これまで海外のリトリートとしてあまりマークしてこなかった韓国。EXPOでは韓国ブースが充実していて、日本よりもウェルネス先進国かも、と感じました。というのは昔から韓国ではチムジルバンを始め、産後ケア院など日本にない施設やサービスが充実していました。国民の美容、健康意識も高いと思っていたし、ウェルネスエリアについては当然、本腰を入れて取り組んでいるのもおかしくない。
Visit Koreaのサイトには韓国のウェルネスとして美容&スパ、韓方、自然&森、癒し&瞑想のテーマでプランを見る事ができます。Mayfield Hotel Seoulでは心身を癒すヨガ・瞑想クラス、アロマセラピー、プライベートスパなどが用意されている。1泊590,000KRW(約6万円)〜。
アーユルヴェーダの聖地 スリランカでリトリート
スリランカはインドやバリ島同様にリトリート目的に訪れる人が多い。特にアーユルヴェーダと言えばスリランカ!としても知られていて、この伝統医学のトリートメントを受けに年間数百万以上の人が訪問しているそう。アーユルヴェーダは体と心の両面を診断して総合的なケアを行うもの。スリランカ国内の多くのホテルや宿泊施設にはアーユルヴェーダのパッケージプランが数多く組まれています。
カルナカララ・アーユルヴェーダ・スパ&リゾートでは①ウェルネスパッケージと②キュラティブパッケージという2種類を用意。①は1泊〜2週間の滞在に合わせて健康増進と心の癒しを提供するもの。②は6泊以上の宿泊が必要で体調改善に向けた本格治療を行うプログラム。
スリランカはいつか訪れてみたいリトリート先の1つ。東京・代官山にサロンがあるそうなのでオイルトリートメントだけでも一足先に受けに行ってみたい。プログラム詳細やツアー申込など日本語サイトも充実していました。
前編、後編と2回にわたって綴ってきましたが今回このEXPOに訪れてみて、まだまだ自分が知らない世界が沢山あるのだと改めて痛感しました。
勉強、知識不足も多い身ですが、こうして楽しみながらリトリートの世界が広がっていく事にワクワク充実した1日でした。
もっと世の中のリトリートの世界を知りたい!そして伝えていきたい!
今回も最後まで読んで頂き有難うございました。
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