春になると増える「新社会人へのアドバイス」は労働社会で疲れた大人からのメッセージ?
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今回のテーマは「なぜ新社会人向けアドバイスは毎年投稿され、盛り上がるのか?」です。
Twitterでは、ほぼ毎年3月末から4月にかけ、新社会人へ向けた「どんな心構えをしていればいいか」「知っておくと役立つ知識」の投稿が目立つようになります。この現象は一体いつから始まったのでしょうか。
春の恒例となった新社会人向けのアドバイス
毎年3月から4月にかけて見かけるようになった新社会人向けのアドバイス。
「一部の職場でしか使われていないけど一応覚えないといけない謎の用語集」や「会社から退職を勧められた場合の対応について」など、新社会人にとって役立ちそうな情報がTwitterに投稿され、話題になっていました。
2015年ごろから毎年話題になるように
こうした「新社会人向けのアドバイス」と称したツイートがTwitterで盛り上がるようになったのはいつ頃からなのでしょうか。
Togetterで過去のまとめを探してみると、2014年に真面目な内容から冗談交じりのものまでのツイートをまとめた「#新社会人へアドバイス」というタイトルのまとめが作られていました。 また、2015年ごろには「入社数日で辞める新入社員が相次ぐその理由に愕然…」というまとめが注目され、ネットニュースにまでなりました。
その後も毎年のように4月になると、入社後まもなくして辞める新人の話もTwitterに投稿されています。
このような出来事をうけて、新社会人時代を思い出した先輩社会人たちが心構えやお役立ち情報をTwitterで共有するようになったのではないでしょうか。
実は新社会人ではなく、ベテラン社会人向け?
同時期に投稿された他のアドバイスも「便利屋さんにならないためにExcelを使いこなせるなどのスキルがあることを大っぴらにしないこと」から「ブラック企業かどうかの見分け方」まで幅広い内容になっています。
なかには、労働社会でつぶれた社会人たちのダイイングメッセージかのような表にはなかなか出ない話もあります。
例えば、「会社の飲み会は義務ではない、職場の人とも必要以上に関わらなくていい」というアドバイスを鵜呑みにしすぎると後々痛い目に合う可能性や、金曜日の夕方に「月曜日の朝までにお返事をお願いします」とメールを送ると相手の週末はどんなことになるのか想像してほしいなどの話です。
どれも決して上から目線ではなく、社会人として知っておくとよい処世術が大半。すでに社会人生活が長い人にも役立つ内容になっているんですね。
まとめ
新社会人向けアドバイスが毎年盛り上がる理由は次の3つです。
誰しも新人だったので身に覚えのあることが多く、共感されやすい
新社会人向けとしながら実はベテラン向けでもある
職場では共有されないような貴重なテクニックが知れる
新社会人なら少しでも知っていれば、新たなライフステージの心の準備ができそうですね。中には驚くような内容もありますが、前向きにとらえることで今後の生活に活かせるのではないでしょうか。
以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!
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