見出し画像

第1期個性豊かな4人の生徒たち〜マキ的育て方タイプ2〜

タイプ2 自信ありあり努力もするめっちゃ元気なオールマイティでなんでも一番優等生男子

この生徒はとっても自信アリアリの子でした。
きっと1言われたら2でも3でもわかっちゃう。
興味のあることなら10もわかっちゃうほどなんでしょう。
なので、成長速度は誰よりも早かった!
わたしが教えたことをどんどんと吸収していき、しかも、とても素直な子だったから素直さが加速を増し、小学校4年生のときに受験をするため、togetoge は退所とすることになったんだけど、その時までには教えることないってくらいわたしの教えたいことは吸収していった。

この子の成長ポイントとしては

●いろんなものを取り入れていろんな経験をさせる

●苦手なものがあったらコツと時間を与える

●失敗は悪いことではない成功するための対策を考えるために必要不可欠なこと

●怒るのは愛があるからこそ、そこを直せば自分はもっとよくなる

●感謝する気持ちを忘れない

素直で頑張り屋、そして好奇心旺盛だったからとにかくいろんなことをやったり、行ったりして様々な経験を吸収してもらった。
好きなものや苦手なものがわかり、この子の成長ポイントがわかるから。
苦手なものがあればコツを教えて、それを練習する時間さえ与えればこの手のタイプは自ら努力して成長していく。だから、わたしはコツと時間さえ与えればよかった。

あとは、失敗した時やできないときに自分のことを責めてしまい、自分はダメな人間なんだと思いがちなタイプだと思ったから…

失敗はわるいことではない。
この失敗がある方こそ、どこがいけなかったのか原因がわかり、原因がわかれば、では今度はどうすればいいのかの対策を考えることができる。

大人になって物事がスムーズに進まない時はたくさんある。そんな時は自分には能力がないんだと責める前にまずは原因を突き止め、対策を考えて実行する。それでも、うまくいかないなら再度、原因を追求し対策を練り直し実行。うまくいくまで繰り返せばいい。
最後まで諦めずに上記を繰り返しやり続ければ必ず結果を出せる時が来るから。
能力が高いこの子には失敗を恐れることはないことを教えないといけないなっておもった。

そして、なんでもすぐにできてしまい、素直なこの子はきっと怒られることも少ないだろう。
他人に怒られるって自分の親に怒られる10倍以上、ものすごいショックを受ける。それを知っているからなのか?本能なのか?基本、他人の前では怒られるようなことはしない。だから、怒られ慣れていないことが多く、怒られ慣れてないし、打たれ弱い。
この手のタイプは怒られると自分のことが嫌いだから怒るんだ!自分はダメ人間なんだ!と怒られることを物凄く悲観的に捉えてしまいがちである。
まー。みんなもきっと怒られることは悲観的に捉えがちかもしれない。
わたしは注意する人がいると「わたしを嫌いだから注意してくるんだ!」と若い頃はずっと思っていて、すべての奴らが敵だと思い、生きるのが本当に苦しい時期も長くあった。
が、しかし。
わたしは思ったんだ。

怒るって基本めんどくさいししんどい。相手に嫌われるデメリットさえもある。なのに、会えて自分に言ってくるって愛があるからこそなんじゃないかと。

どうでもいいやつのことをは注意したりしない。だって、その子の欠点を伝えずに大きくなって大人になって困ったとしても知ったこっちゃないから。
自分じゃないし!関係ない。
けど、敢えてデメリット承知で言ってくれているんだから愛のなにものでもない。
そして、ここを直せばもっと良くなるよ!って言ってくれているのと同じだと思えばわざわざ注意してくれてありがとうと感謝の気持ちさえも生まれてくるじゃないか。

なぜそういう風に思えるようになったかというと、長男の個人面談で先生が我が子の悪いところばかり15分間言い続けていたところから気づいた。

この先生はどうして我が子の悪いところばかり言うんだろうか?
良いところは全く言わないし、聞いてもわからないっぽいし。うちの子嫌われている?しかも二重人格で親の前や友達の親の前だけいい子なのか?

と先生の話を鵜呑みにして、我が子は悪い子なのかもしれないと思ったこともあった。
けど、こんなに良い子なのになんでなんだろうと独自に調査をし始めた。学校のイベントは欠かさず行き、時折、隠れては観察。こどものの友達をたくさん作り、長男の様子を教えてもらったりした。
しかし、やはり二重人格ではないようだ。
むしろ、ガマンしてガマンしてガマンの限界で耐えきれず問題行動に出るということがわかった。
調査したことはすべて先生に伝えて、こういことだから長男が問題行動に出ることを伝えたが、2年、3年と学年が上がってもやはり悪いことばかり先生に言われ続けた。
疑問に思って「どうして先生は悪いことばかりしかいわないんですか?そんなにうちの子は悪い子なんですか?」って聞いたこともあった。先生は明確な理由は言ってくれなかったけど、わたしはハッと気づいた。

きっと15分の間、ずっと悪いことを言っているがこの悪い所を直せばこの子はもっともっと良くなるのにもったいないって先生の愛情でついつい悪いことばかり先行してしまうんじゃないかなって。いい所たくさんるのにもったいない。って思っているんでは?!
たった15分間の間に伝えたことを直せば今の我が子よりもよくなるのであればそれを受けとめ、対策を考えてよりよくしていった方が成長につながるじゃないか!って思った。

そうおもったらあんなに嫌だった個人面談も嫌ではなくなった。4年生くらいの時にはもう悪いことはちょっとしか言われずにいいことしか言われなくなり、子どもの中に大人が混じっているかのようですと言われるくらいになった。
先生にもよるかもしれないけど、悪いことばっかり言われていやだなって思っていた個人面談よりも少し捉え方を変えるだけでいやじゃなくなったから。
この考え方LIFEISFUNな考え方なんだと思う。

この経験から怒られるのは愛だよ。そこを直せば自分はもっとよくなると思えば感謝しかないでしょ。ってその子に教えたんだ。

最後に感謝の気持ちを忘れないことを教えた。なんでも当たり前とおもわずに感謝をするってLIFEISFUN的考え方。親子も夫婦もそうだけどやってもらって当たり前的な態度だとむかつくでしょ。
やってもらってありがとう。どんな小さなことでもその気持ちを持つだけでお互いの関係がうまくスムーズに進むことがある。だから、当たり前じゃなくて感謝の気持ちを持つように教えたんだ。

この子には3年間でこのくらいしか教えていない。
あとは自らが学び、成長していったから。
togetoge を辞めていくのは本当に辛かったみたいだけどそれでも3年間勉強を頑張り続けて偏差値の高い志望校に見事合格した。
凄いよ〜〜〜!!
偏差値の高い学校の勉強って本当によくわからない問題がたくさんある。
もちろんマキは解けない!
マキの頭は勉強脳じゃないからね。
勉強が出来る子はどんどんと勉強をして自分のことだけを考える自己中大人にならずに、弱者を助ける立派な人になってほしい。

この子の素直さと成長速度MAXでわたしの憧れでもあったから育むことができて本当に楽しかった!
なんせわたしは天邪鬼&成長速度超スローだったからさ(笑)

こども数だけは育み方がある。
だから、子育てはおもしろい!!
長文読んでいただきありがとうございました。
では、また次回に。

宜しければサポートをお願いします! 頂いたサポートは子どもたちを育むためにありがたく使わせていただきます。