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ベットできる場所があるという幸せ

はじめに


こんにちは。MOSHでHRマネージャーをしている外川です。

このnoteはMOSH Advent Calendar 2023の24日目の記事になります。

さて、会社として初めて取り組んだ Advent Calendarも残すところ私とあと1人となりました。

今回のnoteですが、何をテーマに書こうかと先週くらいから考えていまして。

今の今までMOSHで定期的に行っている組織サーベイを公開しようと思っていたんです。

サーベイ結果を元に、MOSHという組織の等身大を読んでくださっているみなさんに知ってもらいたいなと思いまして。

それでいこうと筆を走らせ、冒頭に簡単な自己紹介を書いていたのですが…なんとなく自分のことについて書きたくなってきたんです。

ということで、僕の Advent Calendar は入社してからを振り返りながら今の想いを綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。

入社時の想い


2021年、MOSHに入社した直後に 入社エントリ として当時の想いを書いていました。

久々に読んだのですが、当時考えていたことを結構赤裸々に書いてるなーと改めて感じた次第です。

上記の入社エントリは、僕のXアカウントの固定ツイートになっているのですが、そのツイート内で「迷ったらここに立ち返る。」という言葉が添えられています。

ですが、MOSHに入社してから約2年半、正直入社エントリをちゃんと見たことはありませんでした。

エントリを書いていた当時は、実際入社したら苦しい時期とか結構あるだろうし、その時は自分が書いたnoteを見て初心に帰ろう的なことを思っていたのですが…

迷う隙間もないくらい、日々さまざまな課題と向き合い、それができる環境を経営や周囲のメンバーが与えてくれたおかげだと思います。感謝。

さて、入社エントリの一文にこんな記載がありました。

「新たなチャレンジから遠ざかっている自分への嫌気」
これこそが、気付かぬ内に自分から発せられていたアラートの正体でした。

当時の僕は、良くも悪くも"安定"した環境とそこに心地よさを感じてしまっている自分に危機感を覚えていたようです。

入社エントリタイトル

ベットしたいと思える場所があること


そんな状態から、MOSHに入社してから早くも2年半が経とうとしています。

色々やってきたので、この2年半を振り返って…と総括するのはあまりにも長くなりすぎてしまうし、なかなか振り返りが難しいです。

先日、僕をMOSHと繋いでくれた方含む前職メンバーと飲みに行き、MOSHどうかという話になった際、こんな言葉が自然に出てきました。

「今は投下できる時間は、すべてMOSHに使いたいと思っています」
「副業含め他を見ている余裕はなくて、考えることができないです」

こう思えていることが僕にとってとてもポジティブです。

普通に社会人生活を送っていると、隣の芝が青く見えたり、キャリアのことを考えて悩んだり…色々な誘惑や葛藤があると思うんです。

けど、そんなの全てスルーして、ここにベットしたいということが思える環境があること、そこに身を置けていることって、とても幸せだと思います。

2年半どうだったかって聞かれると答えるの難しいのですが、上記の言葉が自然と出てきた自分を少し誇らしく、嬉しく思いました。

(決して副業やさまざまな情報収集を否定するとかでなく、自分のバロメーターとしてそれだけ没頭できていると表現したいだけでありますので悪しからず)

良い緊張感の中で


ベットしたいと思えるのは、良い緊張感を日頃から感じられているからかもしれません。

僕は楽しさで駆動するより、課題が見つかった時とかに、それを超えていくことがモチベーションとなるタイプだったりします。

「~~ができなくて悔しい」で火がつき、「できるようになりたい」というような欲求が情熱の根源になることが多いです。

今、MOSHの事業ものすごいスピードで進化していて、周りのメンバーもそれに合わせて成長しています。

MOSHに入社して以降、1年目より2年目、2年目より3年目、そして今…事業の成長に合わせて解くべき問題の難易度もどんどん高くなっています。

その中で、今の自分だと力不足だと思うことは日常茶飯事だし、もどかしい気持ちになる場面はたくさんあります。

ダイナミックな変化の中で、少しでも気を抜いたら、あっという間に置いて行かれてしまいそうな感覚。良い意味での緊張感があるというのが率直なところです。

でも、このような緊張感は、僕自身とても大事にしたい感覚なんです。

「31歳の焦りとおごり」

2年半前、こんなタイトルで入社エントリを書いていました。

焦りというのは、前述した、チャレンジから遠ざかっている自分への危機感です。

そんなことを思っていた僕にとって、MOSHでの良い緊張感・プレッシャーというのはとても健全であり、そういう環境に身を置きたくてMOSHに入社しました。

MOSHに入社してから2年半経った現在の僕は、"MOSHでの今"をとにかく積み上げていくことが、自分の目標に対して、最短距離を走れると確信めいたものがあります。だからこそ迷いなく進めるのだと。

MOSHのミッションとバリュー


MOSHも社員、業務委託、アルバイトの方などを合わせると60-70名規模まで組織が大きくなってきました。

今のMOSHの組織としての強さは「ミッション・ビジョンに対しての高い共感性や想いの強さ」と「バリューを体現できるメンバーが揃っていること」だと思っています。

例えば今回のアドベントカレンダー内でも、それぞれの言葉で想いが語られていたりします。ほんの一部ですが以下抜粋。

個人の商習慣にエンタープライズ的方法論を導入し、個人がエンタープライズと対等に競争できるようなビジネスインフラを提供するのがMOSHというプラットフォームであり、僕たちのビジョンです。
そうして、MOSHによって磨き上げられた個人のクリエイターのワークフローは、エンタープライズのそれと見分けがつかなくなり、ビジネスはいよいよ個人へと開かれていく時代が来るのだと思います。
MOSHのクリエイターさんたちが挑戦していることは、新しいビジネスの形を模索することであり、新しい働き方を実践することであり、それすなわち新しい生き方を生み出すことであると思います。

個人のクリエイターと共に歩む組織 

今年就活で説明会だけも含めると40社くらい見た(就活ではスタートアップを受けてない)のですが、どの企業よりも社員さんの想いが強いのがMOSHだなと。
MOSHの社員さんはみんな会社のmissionが染み付いてる印象です。私は4月から人数の多い会社に行くので、ある程度は情熱の温度差があると思います。そんな中でも、苦しくなったらMOSHのアツい夢を持った社員さんたちを思い出したいなと思っています!

インターン生としてMOSHに入って良かったこと

Mosh利用してくださるクリエイター、ゲストのみなさんの情熱がまわりを巻き込んでいくことでそれらを変えていければと思っています。会社員 or 公務員という昔からある2択にクリエイターという選択肢が増える。それらが新しい生き方でなく当たり前の選択肢として存在する文化になる。そうした社会を娘の世代に用意してあげられる。最高にカッコいいと思います。

子育てと転職と

事業の今後の展開やメンバーの熱意、クリエイターエコノミー周りのいろいろ面白い展開できる可能性に惹かれて入社を決意しました。
MOSH は「情熱がめぐる経済をつくる」というミッションを掲げていて、これは個人が自分の情熱やスキルを活かして経済的な価値を生み出す概念です。この新しい経済圏の可能性を信じ、個人がファンと直接関係を構築し、個人の情熱やスキルを正当に評価し、それを価値に変えるプラットフォームを提供しています。この「情熱がめぐる経済」というコンセプトに、大きな可能性を感じました。

はじめての転職でMOSHを選んだ理由

これらはほんの一部ですが、つくりたい世界観に対しての熱量の高さは、間違いなくMOSHの強さになっていると感じます。

少し視点を変えて、バリューの話を。

例えば採用過程において、候補者の方や内定者の方にMOSHで魅力に感じた点をインタビューすると、「中の人の人柄の良さ」というような回答が第一に出てくることが多いです。(ほぼと言っても過言じゃない)

人の良さ。

ちょっと抽象的なワードですが、僕はこれが、MOSHが掲げている「スタワン」と「スーパーE」というバリューから生まれている組織カルチャーであると考えています。

「スタワン」は1人の顧客の課題と徹底的に向き合い着想を得ていくという行動指針ですが、この裏には1人の生き様を尊重するということが前提にあります。

スタワン

「スーパーE」は相手とうまくコミュニケーションを交わすための努力を怠らないという行動指針です。

スーパーE

この2つが「他者尊重と傾聴」という風土を組織に生み、それが中の人の良さ・安心感として、いろいろな方に伝わっているのだと思います。

これらは僕たちが一層に事業を進化させ、ミッションに近づいていくために必要な組織文化だと考えているし、それが組織の強みとして根付いていることが誇らしいです。

と、同時に。

人数が急速に増えている現状において、今の状態にあぐらをかいてしまうと、組織としての脆弱化が進んでしまうといった危機感も持っています。

2024年のテーマ


なので、今根付いている文化をベースとした 組織の軸をより強固にし、育むこと を僕の2024年のチャレンジにしたいなって考えています。

個人個人の熱量や経験値は高くても、ちょっとした意識の違いやズレなどによってチームとしてのパフォーマンスがあがらないという場面も目にしてきました。(こちらで原体験に触れています)

事業が堅調に推移し、組織も拡大している今だからこそ、改めてMOSHに根付かせていきたい価値観や行動指針を定義し、組織の意識統一を推進していく。

そんなことをテーマに全力で駆け抜けていく1年にしたいと思っています。

組織の文化・価値観..みたいなワードだけ見ると、きれいな感じがしますが、実際はそうではないことを知っています。

文化を定義し制度や施策に落としていくことは、やると決めたらできるかもしれませんが、何よりも運用を徹底し、定着させていくことは生半可な覚悟ではできないことを痛感しています。

「やりっぱなし」となってしまうような事例は失敗談としてよく聞きますし、正直、MOSHも運用面はめちゃくちゃ課題があります。

だからこそ、制度や施策の質の高さでなく、運用を大事にし、そこで得た新たなインサイトを元に細かい改善を積み重ねられるようなコーポレート(HR)チームをつくりたいと考えています。

そのためには…圧倒的に人手が足りません!

もしMOSHで組織づくりを推進することに少しでも興味がある方がいましたら、ぜひお話しさせてください!

お気軽にDMください。
https://twitter.com/togawa_11

おわりに


さて、つらつらと書いてきましたが締めます。

僕は高い熱量で独自の生き様を歩んでいる人が大好きで、そんな人たちから刺激をもらっていて、そして自分自身もそんな人になりたいのです。

だからこそ、MOSHを成長させたいし、その成長のキーパーソンであり続けたいし、そのために自分自身が常にステップアップしなくてはいけないと思っています。

先日、代表の籔さんに2023年振り返ってどうでした?と聞かれた時に

「もっとやれた」と話しました。

振り返れば、もっとやれることはたくさんあったのに、やりきれなかったという意です。

1年後に回ってきた Advent Calendarには、「1年間やりきった」と胸を張って書けるよう、来年も頑張っていきたいと思います!

最後に…

MOSHでは、一緒に「情熱がめぐる経済をつくる」仲間を募集しています。
ソフトウェアエンジニア、プロダクトデザイナー、PM、事業開発、カスタマーサクセス、マーケティング、カスタマーサポート、人事、法務などなど、全方位的に募集中です!

話を聞いてみたい程度でも構いません。もし興味ある方いたら是非ともお話をさせてください!DMでも以下の採用ページからの問い合わせでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。

採用情報はこちら
https://careers.mosh.jp/

以上です、ありがとうございました!


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