不祥事後に復活できる芸能人とは? 沢尻エリカと槇原敬之の違い
沢尻エリカの薬物使用による逮捕には、ちょっと驚いた。
でも、正直、ざまぁみろと思った。
女優復帰などないだろう。
槇原敬之の薬物使用による逮捕は二回目ということもあり、さほど驚きはなかった。
別に槇原のファンでも何でもないが、頑張れば復活できるし、復活して欲しいとも少し思った。
一体この違いは何なのか?
1 沢尻エリカと槇原敬之の違い
沢尻エリカといえば、「別にぃ」。
映画の宣伝活動時だったと思うが、司会からの質問に対し返した言葉。
沢尻エリカなど、この負の事件しか思い浮かばないタレント。
演技が素晴らしいなんて一度も思ったことはない。
ルックスは抜群だが、「別にぃ」程度のことで、全てを打ち消されるものしか持っていないタレント。
一方、槇原敬之はどうだろう。
私は槇原のファンではないが、彼のヒット曲はいくつか挙げられる。
「どんなときも」
「SPY」
「もう恋なんてしない」
「世界で一つだけの花」
槇原敬之は、お世辞にもルックスがいいとは言えない。
にも関わらず、ファンでもない私に曲名を覚えさせるというのは、並大抵の才能ではない。
いや、才能だけでなく、我々の知らないところでの膨大な努力と苦悩があることは容易に想像がつく。
なまじヒット曲があるミュージシャンは辛い。
過去のヒット曲の超越を常に求められる。
仮に誰も求めていなくても、自分自身が求めるに違いない。
しかし、実際は、そんなに簡単なものではない。
その苦しさと辛さは想像に難くない。
だからといって、薬物に手を出してもいいとは言えないが、情状酌量の余地はあるだろう。
実際にも、彼が逮捕されたことを理由に、彼の曲を二度と聞かないとする者は、ほとんどいないと言って間違いない。
それどころから、彼の逮捕をきっかけに久々に彼の曲を聞いたり、鼻歌を歌った者の方が圧倒的に多いのではないか。
単純ではあるが、沢尻エリカと槇原敬之の違いは、努力の量と才能の違い。
つまり、沢尻エリカは芸の無い芸能人ということだ。
もちろん沢尻エリカだって、努力はしているのだろう。
しかし、生きている者は皆努力している生きている。
沢尻エリカの年収など知らないが、少なく見積もっても私の10倍はもらっているだろう。
しかし、沢尻が私の10倍の努力と苦悩と才能を持っているとは全く思えない。
これはベッキーにも言える。
彼女も何の才能もない。
にも関わらず不倫。
当然、消える。
可愛い以外の努力と才能が無いのであれば、代わりはいくらでもいるからだ。
努力せず、才能もない芸能人に対し、我々は彼らの人間性を見ているだけなのだ。
だから、努力せず、才能もない芸能人は、私生活を犠牲にするしかないのだ。
楽して稼いでいる芸能人は、せめて品行方正を気取らなければならない。
2 復活できた芸能人と復活できなかった芸能人
これまでも、不祥事を起こした芸能人は星の数ほどいるが、復活を果たした人もたくさんいる。
例えばビートたけし。
当時、たけしと親密交際していた愛人に対し、写真週刊誌の記者が彼女に付きまとった上、怪我を負わせる。これを聞いたたけしは激怒し、たけし軍団を引き連れて出版社に襲撃。現行犯逮捕された。
それでも、ご存知のとおり、今でも大活躍。
彼は圧倒的な才能を持っていたのだ。
他にも、志村けん、井上陽水、長淵剛などなど、法を犯しつつも、努力と才能により、見事に復活している。
この度、不倫騒動を起こした東出昌大、鈴木杏樹に復活はない。
彼らに何の芸があるのか。
芸能界では「干される」などという言葉がある。
「〇〇に嫌われたから」など、大物芸能人の圧力との説明が多いが、そんなのは全くウソ。
芸が無いだけ。
見たい、聞きたいと思わせる芸があれば、誰に嫌われようと、少々の不祥事を起こそうと、関係ないのだ。
芸の無い芸能人はとっとと消えて欲しい。
ちょっとした芸があるだけではダメ。
我々はもっと圧倒的なものを見たいのだ。
しかし、そんな芸能人は、どんどん少なくなっていく・・・。
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