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ベンチャーか大企業か迷っていた私の2年半前の入社エントリーを書いてみる

こんにちは、とがり(@KenseiTogari)と申します。私事で大変恐縮ですが表題のとおりもうすぐ2年半を迎えます。(厳密には業務委託期間があるので正社員としてはもう少し短いです。)そこで当時のことでも思い出してみるかな、ということで筆を執っておりますので、少しお付き合いいただけますと幸いです。

【プロフィール】
名古屋大学大学院在学中にオプティマインドに参画し、大学院を中退後、オプティマインドに入社。SRE、エンジニア採用を経て、現在はPMを担当。
エンジニアになろうと思ったきっかけは面白いものを自分の手で作れるようになりたかったから。
趣味:ポーカー

このnoteを書いている背景

きっかけは会社に今さら入社エントリーを書いてと言われたからなのですが、せっかくなので振り返ってみようかなと思います。
Twitterとかで見かけるベンチャー vs 大企業論争に対する一個人の実体験をここに綴ります。

大手企業へ就職することに未練を感じていた当時の自分向けに書いていますが、大企業かベンチャーか迷っている学生の方の面白い読み物くらいになったら嬉しいです。

私はベンチャー側に進んだ

入社の経緯を説明するために、大学院時代まで戻ります。当時私は化学系を専攻している大学院生でした。博士に行くつもりはなく就活を始めたのですが、びっくりするくらいやりたいことがなかったことを覚えています。

紆余曲折あって起業することを選択し、Acompanyという会社を立ち上げました。ところが、会社経営に興味がなく一年程度で辞めました。

これからどうしようかなと自省しているとやりたいこと(TO BE)はないがありたい状態(Being)が存在することに気づきました。私がありたい状態は職に困らない状態でした。短絡的な私はエンジニアになろうと思いまして、オプティマインドのその時のCOOとCTOに話を聞きに行きました。

なぜ、オプティマインドだったかというと
・技術を習得できること
・会社の雰囲気が自分と合っていること
を満たせると思ったからです。Acompany時代にシェアオフィスで一緒だったため、実際の雰囲気をよく知っていたことが大きかったです。

日本で一番高い場所にあるスタバで面談をしたのですが、「少ししか開発できないけどエンジニアやりたいです」と伝えたらエンジニアとして受け入れてくれまして、参画することになりました。今よりも基準ゆるゆるですね。

参画して最初にやったことはこちらに纏まっております。

オプティマインドは良いところがたくさんある

技術を学べる

各分野でかなり先進的な技術を扱っている。私が担当していたインフラ領域では、2年前にKubernetesを本番運用していた会社はそれほど多くなかったと記憶しています。その背景として、研究室から創業したテックベンチャーで技術への投資が積極的であるからと考えられます。

そのような環境で開発できることはエンジニアキャリアにおいて大きなプラスになりました。

人や会社の雰囲気が良い 

ポジティブな面はたくさんあります。謙虚な人が多いとか、礼儀正しく尊敬できる人が多いとか。
一番良さが伝わると思う表現が「人間関係の悩みがほとんどない」ということです。(個人差があります。)

挑戦できる環境がある

(業務委託なので雇用より軽いかつ、報酬も低かったというのもありますが、)開発できないけどエンジニアやりたいです。でエンジニアをさせてもらえる環境でありますし、採用やPMへの異動も許容してくれる環境です。

大企業が羨ましいと思うこともある

とは言っても、友人の多くはトヨタ系など大企業に所属しており、羨ましいと思うところもあります。

育ててもらえる環境がある

大手SI系の会社では半年以上研修があるとか、先輩がたくさんいるとか素晴しいと思います。とはいえ、ないものねだりしても仕方ないので、外部に取りに行くようにしています。

幸い、エンジニア界隈やベンチャー界隈は情報発信が盛んなので、色々と得られるし積極的に取りに行った結果、社外とのコネクションもできたので結果として良かった部分もありますが、やはり羨ましいですよね。

福利厚生が充実している

たくさんの有給とか、社宅・家賃補助とか〇〇手当てとか羨ましいです。仕事が楽しいから良いかと目を瞑っております。

会社が安定している

新卒で入社してすぐ会社潰れたらもちろん困ります。世間では大企業も安泰ではないなど言われておりますが、おそらく10年くらいは大丈夫なわけで、安定している大企業って素晴らしいですよね。

スタバで話をした時は、プレシリーズAから1年経とうとしていたタイミングでお金もなくなってきていると予想していたので、次の資金調達の予定だけはしっかりと確認しました。

ベンチャーも大企業も手段でしかない

個人的にはベンチャーでも大企業でもどっちでも良いと思います。というのも、ベンチャーも大企業も手段でしかないので、目的が手段にならないように気をつけることが重要です。

当時の私にとっての目的は職に困らない状態であり、それを満たせる手段がベンチャーだったわけです。

職に困らない状態が満たされたので、採用やPMに挑戦する心の余裕ができて、かつ、挑戦を後押ししてくれる会社でした。振り返ってみるとすごく良い選択をしたと思います。もちろん大変なこともたくさんありましたが、それも良い経験ですね。

ただの個人的な雑記ですが、ベンチャーか大企業か迷っている方にとってなにかの参考に、また少しの息抜きになれば幸いです。

とがり

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