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深夜2時の春雨かき玉スープ

「こんな夜中に作ってくれてありがとう。」
この言葉があると無いとでは天と地の差、
深夜2時の5分間クッキング。
深夜に食べても翌朝の胃が後悔しない優しいスープランキング第一位の春雨スープです。
沸かした鍋に和風出汁と鶏がらスープの素をパラパラッと、塩と醤油で味をつけながら冷凍庫から輪切りネギと平茸、今日は菜の花も入れ、最後に春雨を投入する。
春雨が煮えてきたら水溶き片栗粉でトロミをつけて最後に卵を入れて余熱で火を通す。
ごま油を少し回しかけて完成、今日の塩加減はとってもサイコウ。

本を読んでいた彼に出す。
「こんな夜中に作ってくれてありがとう。」
ありがとうだけでも嬉しいのに前置きが嬉しい。
一口食べてすぐ美味しいのひとこと、
あー良かった、

こちらもテーブルについて一口食べる、
やっぱりサイコウだ。
たまに発動する味見は完璧、テーブルついた瞬間味濃く感じる(or薄くなる)現象はないですか?
今日は発動しなくて良かった。
あれなんだろう、塩分濃度がいつも適切なセンサー欲しいよ。

半分飲み干したところで山椒をミルでたくさん挽く。美味しい、美味しすぎる!
香りが痺れが好きすぎる。

自発的に山椒をかけない彼に勧める、
やはり優しく大丈夫と断られる、
謎のゴリ押しで山椒入り私のお椀を勧めて飲んでもらう、

「ね?入れた方が美味しくない?!」
「うん美味しい、けど今は大丈夫。」

ここでやっとハッと気づく、
「もう山椒勧めない、不毛な会話だもん」
「パンチが欲しいときには入れるよ」
返しが優しくじんわり後悔が押し寄せる、自分で勧めながら不毛も何もない、
言葉を適切にあつかいたいな、
相手のためにもじぶんのためにも。

食べ物の好みは人それぞれなのに、自分が思う一番美味しいを強要してしまうの直そう、、
そしてまちがえたことばをずっとひとりでループするのもやめよう、
反省したらスパッと切り替えて健やかにねむるのだ、明日のために。

今日もとなりで寝息がいとしい、
そっとハグしてから眠ることとする。

お勧め山椒はハウスの香り山椒です。






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