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物事は2面から捉える

仕事で色んな判断を求めらることがあります。自分の判断が間違ってしまうと仲間にも迷惑をかけてしまう。少しでも正しい判断をするために私は気をつけていることがあります。それが「物事を2面から捉える」ということです。

どんな風に2面から物事を捉えているか

私はどんなふうに物事を捉えるようにしているかというと、例えば以下のような感じです。

交渉の場面では、自分目線と相手目線の2つの立場で
→自分目線(どう交渉をすすめるか)
→相手目線(私が交渉を仕掛けたら、相手だったらどう返してくるか)
失敗の原因を自分で振り返るときは、2つの時間軸で
→直接的な原因は何か
→それより、以前に原因につながる行動をしてなかったか
新しいプロジェクトに取り組むときは、2つ以上の基準で
→技術的に自分たちのチームにマッチするか
→将来広がりがある領域であるか

こんなふうに2面から捉えることで、私にはいいことがありました。大きくは以下の2つです。

いいことその1:自分の判断に自身が持てるようになった

2面から物事を捉えるようになって、自分の判断に自信が持てるようになりました。特に新しいことに取り組むときの判断に自信が持てるようになりました。
自分が経験したことがあったり、熟知していることは判断はほとんど迷いません。一方、新しいことにチャレンジするときには迷ってしまうものです。
が、新しいとばかり思っていた事を別の面から見てみると、「あれれ?これはあのときのあれに似てない?」って気づくことがあるんです。そうすると、新しいことも自分の土俵に持ってこれたりする。その結果、自信をもって色々判断出来るようになりました。

いいことその2:自分の話に説得力がついた

2面から物事を捉えるようになって、自分の説明に説得力がつくようになりました。例えば、以下のような感じです。
上司「次のA社の仕事、うまくいきそうなのか?」
私「A社の業務はうちのチームには経験がない業務なので、事前にA社の業務に対する知識習得が必要です。が、開発で利用する技術は、うちのチームが得意としている領域なのでその面ではアドバンテージがあります。まずは業務知識面を気をつければスタートが切れると考えてます」
どうですか?2つ面からと捉えている説明をすると「こいつ、わかってるな感」が少し出てるでしょ?これなんでもいいんです。

どうやったら2面から物事を捉えることが出来るか

私の場合、「どんな風に2面から物事を捉えているか」で書いたように自分のパターンを作りました。
「自分と相手」、「主観と俯瞰」、「短い時間軸と長い時間軸」、「業務と技術」、「メリットとデメリット」など切り口を持っておく。で、考えを整理するときに、どれかの切り口を選択して考えてみる。しっくりくり切り口は必ずあります。自分の判断に自信がもてない人は、一度試してほしいです。

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最後まで読んでくれたみなさん、ありがとう。
最初は思いつきにくいかもしれませんが、「2面から捉える」にチャレンジしてみてほしいです。次第に自分の中にパターンが出来てきて、自然に出来るようになってくると思います。
読んでくれた皆さんの感想をコメントで聞けるととても嬉しいです。

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