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地方から見た多様性

地方の小さい会社に勤めていると多様性は少し遠い存在だと感じます。規模が小さいと働き方・ビジネスモデルは、1点集中型が効率がいいからだと思います。
多様性を拒んではいないが結果的に多様性からは離れてしまうのでしょう。ただし、これから生き残っていくにはシステム開発にも多様性は欠かせないと考えます。

先行逃げ切り型の仕事スタイル

私の仕事のスタイルは、以下のような先行逃げ切り型です。

・新しいことにチャレンジする仕事
・チャレンジした仕事の横展開による仕事獲得

新しいことにチャレンジする仕事
新しい技術を使うとか、新しい業種とかゴールへの道筋がはっきりしない仕事です。成功が確約されないのであまり多くの人はやりたがりません。やり遂げた先には、次の仕事への展開が待っています。それが先駆者としてのメリットです。

チャレンジした仕事の横展開による仕事獲得
先駆者となった先には次の仕事が待っています。チャレンジで獲得したノウハウを使ってチャレンジした仕事と同じ系統の仕事をしていくのです。この時点では対応実績がある会社は少ない。チャレンジしたことでその実績が残せた。実績を認められて次の仕事につながっていくのです。

不確実性が高まった社会で通用しなくなった先行逃げ切り型

最近は先行逃げ切り型が通用しなくなったと感じます。多くの仕事が不確実なことへのチャレンジになってきたからです。
企業は、AIの活用、新しい認証技術の活用などで新しい仕事の形態を模索します。企業はまず新しい技術を使って、PoC(Proof of Concept)という名の実験をします。不確実なことを実験によって確認します。PoCはスピードを求められ、新しいことへのチャレンジで、実際の仕事につながるかわからないです。

PoCに参画し新しいことにチャレンジしても、チャレンジした仕事の横展開による次の仕事獲得は約束されないのです。

多様性を持って不確実な時代を乗り切る

不確実になったこの時代を乗り切るには多様性が必要と考えます。まずは手始めに行かように仕事のスタイルを増やしていくことから始めたいです。

・先行逃げ切り型が通用する仕事
・「新しいことにチャレンジする仕事」のやり方を活用した不確実な仕事

これまで実績にある仕事のスタイルと、そのモデルを応用した仕事のスタイルです。2つの種類の仕事をすることでバランスが取れてくると思います。今までの仕事のやり方を礎として、次の仕事にチャレンジしていくことが生き残る道です。

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最後まで読んでくれた皆さん、ありがとう。
別の記事で「食事と同じで仕事もバランスが大事」という考えをnoteにしましたが、今回もバランスが大事という話でした。
皆さんのコメント・意見をいただけると嬉しいです。

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