Xデザイン学校|リフレクション:#10 オズの魔法使い
去年の5月から、UXデザイン知見強化のためにXデザイン学校ベーシックコースを受講しています。
泣いても笑っても最後!いよいよ発表の日を迎えました。。
今回のリフレクションは、今までの総括として書き記しておきます。
発表を終えて
私のチームは前回の講評で浅野先生から猛烈なダメ出しを喰らったあと、ほぼ初めからやり直し状態になったため、最終期間に追い込みでアイデアを仕上げるような運びとなりました。ピボットした段階も含めると、同じフェーズを実質3周ほど繰り返すハメになったわけですが、意外とこの繰り返しが悪くなかったようで、集中力が増したこともあってかディスカッションも活性化して思考がまとまるスピードも速まり、スムーズに作業を進められた点は、自身の成長を少し体感できて嬉しい発見でもありました。
追い込まれてやっと、本気出すタイプってやつかも知れません(苦笑)
ただ…圧倒的に時間が足りなかった事は言うまでもなく、インタビューの質や調査不足感は否めませんでしたし、プレゼン資料に関しても、もっと完成度を上げられたのではないかと思うと、そこはやはり悔いが残ります。
本来なら、本業領域のUIデザイン面などをもっと詰めたかった。。
それでも正直、この短期間でここまで納得いく形に持っていけるとは思っていませんでしたし、結果的に課題を提供して下さった協力会社さまや、先生方からも嬉しい御言葉を頂く事が出来て、それなりの達成感を得られたことは何より大きな喜びでした。全講評終了後に「なんか涙出そう」と、嬉しそうだった浅野先生の表情が印象に残っています。
途中でメンバーが抜けたりなどの予想外な事態もあって、何度か心折れかけましたが、無事完遂できたのはチームメンバーの尽力があったからこそだと、感謝の念が尽きません。私のチームには海外出身のメンバーが1名いたため、異文化視点や議論を交わすこともでき、他チームでは叶わないコミュニケーション体験も貴重なものとなりました。このチームで良かった。
リーダーの大役を引き受けてくれて、私が書き上げたシナリオを元に、えげつないクオリティのムービーを作成してくれたDさん。
講義終盤でお子さんが誕生して生活環境が一変したなか、常にチームの情報アーキテクチャ的な役割に徹してくれたYさん。
産まれたばかりのお子さんの育児や家事の合間を縫って、最後まで一緒に課題に取り組んでくれたSさん。
今回のアウトプットは、宝物になるような気がしています。
今後の課題
ビジョン、パーパスを明確に。
ビジネスエスノグラフィー、リサーチは徹底的に。
ユーザーインタビューは的確に。
前のリフレクションにも書き留めましたが、上記を怠ると後のフェーズがガタガタになり、最終的には精彩を欠くアイデアに成り果ててしまう。
Xデザイン学校で学び、派手に転べたからこそ気付けた事だし、身をもって痛いほど経験しただけに、次こそは…!
普段実務でサービスデザインに全く携わっていない私は、今回の学びを今後どう活かしていくかが新たな課題です。ただ、これから業務の立ち位置が変わる可能性もあるわけですから、先ずは日常的に接するアイデアやサービスに、興味を持って意識的に触れる事から取り組んで行きたいと考えています。その後、来年あたりマスターコースの受講を検討するとしましょう。
さいごに
終わってみれば、アッという間の10カ月間でした。。
この期間、私を陰ながら支え協力してくれた、主人にも感謝したいです。
自己採点としては70点ほどという印象で、到底UXの川を渡り切ったとは言えませんが、普段接点のない社会人メンバーと一つの課題に取り組む経験は、なかなか出来る事では無いので、とても有意義であったと実感しています。
毎月続けてきたこのリフレクションも、やり遂げる事ができて良かった。。
素敵な出会いと時間・学びの場を与えて下さった先生方、2022年ベーシック土曜コース受講生の皆様、本当に有難うございました!
また、いつか。
宜しければ………