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スイスのスタートアップとのビジネスマッチング in 神戸

先日、神戸市とスイスネックスとの共催でタイトルの通りのイベントがあった。日本マーケットに興味あるスイスの企業やスタートアップと現地企業との交流会。

このスイスネックスというのは日本でいうところのジェトロのようや役割を担っている。国内企業を海外に進出するサポートを行っている。大阪のスイス領事館内にオフィスがあって、というよりも大阪の領事館はビザ手続きは一切しないそうなので戦略拠点になっている印象を受けた。(ちなみにその領事館、UBSのオフィス内にあるという…)

ぼくは主催者側の端っこの方でひっそりしていたのだけれど、スイス側の参加者数に対して日本企業が少ないような気がした。今回、テーマが水素ということで、水素技術に興味ある関西の企業を招待ということだったのだけれど、やはり英語開催というのがひとつハードルになったように思う。

スイスネックスがまだ2~3年目の若い組織ということもあるし、神戸市という公的組織のネームバリューで営業をかけて参加企業を増やそうとしたのだけれど、なかなか難しかった。

スイスネックスにというか、せっかく来てくれたスイス企業に申し訳ないなと思ったし、まだこれからこういった共催イベントあるだろうから、もうちょっとKPI的なことを聞いてみたのだけど、今回に限っていえば、メインはスタートアップの協業相手(実証含む)であり、近い将来の出資者探しに重きを置いたようなニュアンスだった。

今回でいうと、岩谷産業や川崎重工がターゲットで、その2社とも参加してくれ、引き合わせることができたのでスイスネックス的にはOKだったようだ。

水素関連の事業をやろうと思うとそれなりの事業規模がないと厳しいだろうから、そうすると必然的に選択肢は限られてくるから仕方のないことなのかもしれない。

と思いつつ、ぼくは海外起業家の誘致側の人間なので、せっかく来てもらっても根付いてくれないと意味ないわけで、引き合わせることができるだけのネットワークを用意しておかないとなと組織として、個人としての課題を認識したイベントになった。

たしかに、海外のインキュベーションハブとかコミュニティビルダーの人たちとはネットワークが広がりつつあるけれど、国内企業っていっさい手をつけていない。

ああいう短期的な目的のない交流会とか苦手なんだよな…。

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