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JICAの一村一品プロジェクト、ロンドンでも買えるんだ

MUJI(無印良品)という雑貨屋のふりをしたレトルトカレー屋に立ち寄ったとき、ひょっとしてと思って店内を見渡すと、あった。

フェルトの小物。

このフェルトの小物がJICAがキルギスで取り組んでる一村一品の商品。MUJI(無印良品)に卸してる。

※JICA(独立行政法人国際協力機構)の一村一品プロジェクト
大分県で始まった一村一品運動は、地域資源を生かして特産品を育てることにより地域活性化を目指す取り組みです。開発途上国の農村部での生活は都市部との格差が大きく、また、現金収入の機会は多くありません。そこでJICAは、日本の一村一品運動の経験に基づき、途上国の農村部を対象に、一村一品運動を通じた農村開発に取り組んできました。具体的には、地域の観光資源の活用や、地元の原材料を使った製品開発・販売による地場産業の振興を通じた地域の活性化を支援するプロジェクトを、アジア、アフリカ、中南米の国々で実施しています。

ロンドンでも扱ってるということは、日本国外の店舗でも流通しているのかもしれない、少なくとも冬のある地域の店舗にはありそう。

このMUJIとJICAのプロジェクト、MUJIからJICAに声をかけたのが2010年ということだから、おそらく商品化して流通してから5~6年は経ってる。それだけコンスタントに売れてるのだろうから、すごいなと思う。

供給先がMUJIだけではMUJIからの注文がなくなれば売上ゼロになるので早く売り先を増やしてポートフォリオ組んでリスクを分散させたいところだけれど、話を聞いた限り難度は高そう。

そもそもなんでぼくが任国ではキルギスの取り組みを知ってるかというと、駒ヶ根の訓練所にいたときに、帰国隊員の話を聞く機会があったから。

任国事情じゃなくて、職種別のなんたらというやつ。

その隊員はコミュニティ開発隊員として、その一村一品プロジェクトを専門家のアシスタントのような形で手伝っていた。

こういう世界的な小売企業と組めたらインパクト大きい。

長くこのキルギスとの取り組みが続いてくれればよいなと思うし、こういう企業に入って、国際協力の一翼を担うのもありだよなと思う。

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