鏡はなぜ上下が反転しないのか?
今日は、届いたお便りへの回答や。さっそくお便り紹介するで。
「ド天才でイケメンで運動神経抜群でモテモテのトド先生に質問です。鏡って、左右は反転しているのに、なんで上下は反転しないんですか?」
なるほど。確かにその通りやな。
「ド天才でイケメンで運動神経抜群でモテモテのトド先生」
うん。せやな。
じゃ、今日はここまで!!!!
ってゆうのは、もちろん冗談で、聞きたいのはここやろ。
「鏡は左右反転するのに、なぜ上下は反転しないのか?」
この質問、よく見かけるやんか。ネットの情報によると、なんやプラトン以来2000年くらい「分からんわー」ってゆわれとるんやって。
ほんま!?これ、ワイ、中学生の頃に解決済みやねんけども。宇宙人と交信できる可能性を見積もる方程式の開発と同じくらいの時期にwww
なんやネットでも「鏡はなんで上下反転してへんのか」ってゆう答えっぽいのが見つかるんやけど、ピリッとしたのがないやんか。ワイが、ここでその答えを発表しとくわwww
ほな、いくでー。
鏡の性質はどう映してるのか?
まあ、ゆうて、光は直進した光をそのまま反射する性質があんねん。正面から見たら、正面から鏡に入った光を見とることになるやろ。
ゆうたら鏡は鏡を挟んで線対称な図(ま、三次元やから面対称やねんけどもw)な訳や。
もっと分かりやすくゆうたらな、もう、これ。要するに金太郎あめの断面図やね。
な。金太郎飴の断面で向かい合っとる顔思い浮かべたら分かりやすいやろ。
要するに鏡の像は、これ以上でもこれ以下でもないねん。
まあ、これやったら、「うん、まあ、よう分からへんけども、左右は入れ変わるゆうか、まあ、そうゆうもんやねんな」ってことになるやろ。
しやけど、このとき疑問が沸くやんか。
「しやけど、なんで上下は反転してへんのやろ??」
って。
混乱してくるやん。
あのな、実は見方によっては上下も反転してるんや。寝っ転がるとか、そうゆうことちゃうでwww
こっからが、この記事の本題中の本題や。
なぜ、上下は反転してへんのか?
上下が反転してるように見えてへんのは、人間の認知の仕組みやねん。
このブログを読んどる、ちびっ子にも分かりやすく書くと、「上下が反転してないのは人間の思い込みがあるから」ってことやね。
どんな思い込みなのか。
あのな、そもそも、反転してへん状態って、こうゆう風に考えるやんか。
これは鏡みたいに向かあわせに立つとき、「床を歩いて反対側に行って向かい側に立つ」ってゆう思い込みをしとるからや。
この「反対側に立った像」と比較すると、鏡に映った像は「左右が反転しとるように見える(思える)」わけや。
でもな、もし重力のない世界で育ったふわふわ浮く生物がおったらどうなるか。この生き物は上下(天地)とか関係あらへんから、「鏡の反対から向かい合わせになる」とき、こうゆうイメージを持つんやないか。
な。
するとなこうゆう生物からすると、「鏡って不思議やねんなー。左右はそのままやのに、上下反転してまうわー」ってなるわけや。
つまりやね。この鏡に映る像自体はまあ、単純な物理現象やし、なんの意思もないから、「左右入れ替えたろー」とか「上下は入れ替えんでおいたろー」とか考えて映しとるわけやない。
それを「左右だけが入れ替わっていて上下が入れ替わってない」って思うのは、「向かい合わせに立った時、どう見えるか」ちゅう人間の認知(思い込み)との差が原因ゆうことやねん。
どやあ!
ちゅう訳で、プラトン先生でも分からへんかった有史以来の問題に画期的な正解を提示したと思う。モマエら、驚嘆してええで。
ま、既にどっかに同じ答えが発表されとったとしても、驚かへんけど。だって、正解は一つやねんから、それ、しゃーないわな。トドレイク方程式と並んで、当時発表しなかったことが悔やまれるけどもwww
ところで、いま、ワイ、漫画原作部門にも作品応募しとんねん。こっちもよろしくやで!
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