第3回 転職ノススメ「『好きなことで、生きていく』より『得意なことで、生きていく』」
「好きなことで、生きていきたい」
ワイが転職で悩んどるやつと話すと、次にやることを選ぶ基準を「好きなこと-嫌いなこと」に置いとることが案外多いんや。
「こと」ゆうとるのは、業界でも職種でも、タスクでもなんでもええねんけどな。出来るだけ、ストレスないのがええゆうことなんやろな。「毎日、嫌いなことしたくないわ」ゆうことなのかもしれへん。特に今、嫌なことあって仕事辞めたいわー、ゆうときなんて、そうゆうこと思ってまうのも仕方ないわな。
けどもやな、ワイがオススメするのは、「得意なこと-苦手なこと」で仕事を選ぶゆう方法や。特に、年齢がある程度まで来てたら、「好きなこと」よりも「得意なこと」を優先して仕事を選んだほうがええと思う。
あのな、大人になると、分かってくるやんか。自分の得意、不得意。でな、またそれが悲惨なことに、「嫌いなんやけど、得意」とか「好きなんやけど、苦手」とかが案外あるやろwww
図にしたらこんな感じや。コンサルっぽいやろwww
「好き・嫌い」軸、「得意・苦手」軸で考えたら、仕事って4つに分かれるやん。
もちろん、「嫌いで、苦手」は論外で、金のためとか、他になにもあらへんとかの事情があるのかもやけど、出来るだけ避けた方がええやんか。で、「好きで、得意」ゆうのが一番なのもゆうまでもないやん。そうゆうのがあっあら、それで話はおしまいやwww
問題は、「好きでも苦手」、「嫌いでも得意」とかゆうケースや。これが悩みどころやんか。
新庄なんて「野球は好きやないけど、むっちゃ得意」やったんちゃう?(ま。新庄は、サッカーやバスケの方がもっと得意やった可能性もあるけど)www
でやな、ワイはキャリア的には、新庄大正解やったと思う。
転職で仕事が選べるときは、「病んでまうほど嫌い」ちゅうのやない限りは、「得意なこと」を優先したほうがええ。
なんでかゆうと、仕事って突き詰めれば、結果やんか。
「ええ結果」がでて、はじめて評価してもらえる。それは、お客様やお取引先様、同僚により「高い価値」を提供できるからやろ。
周りからしたら「モマエの好き嫌いなんて、知らんがな」やんか。「好きゆわれても、こんなヘボやったら、金払われへん」ちゅう話やww
好きな仕事かて、苦手なことやったら評価もしてもらえへんから、「使えないやつ」「無能」とかのレッテル貼られてまうかもしれへんし営業なら結果が出せんくて収入にも影響してまうゆうこともあるやろ。
プライベートでは、思いっきり「好き」優先でええ。大好きなこといくらでもしたらええやん。
でもな、仕事を選ぶときの基準は「好きなことより、得意なこと」や。
もし「まだ自分の得意なことがわからへん」ゆうことなら、まずは自分の業務を得意、不得意に分類してみるところから始めてみるとええんちゃうか。
メールを書くこと→得意
電話をすること→苦手
エクセル→得意
部長のあいて→得意
みたいな。で、そこを掘っていく(その中の、どうゆう要素が得意なのか、苦手なのか)と自分の得意不得意が見えてくる、かもしれへん。
一個だけ注意しとかんとあかんのは、「ほんまに苦手なんか、食わず嫌い(知らない)だけなんか」ゆうことやね。
案外、あんねん。「嫌いや、苦手や」と思っとったのに、ほんまに腰据えてやってみたら、むっちゃ好きで、得意になってもうたとかゆうこと。
ゆうてワイなんか社会人になりたての頃なんて、企業財務のキの字も知らへんかったんやけど、むっちゃ勉強して、本書くところまで来てもうたから、30代前半くらいまではとりあえず得意不得意、好き嫌いよりも、「好奇心のおもむくまま」好きにやってみてもええのかもしれへんなwwww
ちなみに、佐山先生も金融の世界に入ったの30歳過ぎてからなんやって。
ちな40、50になってもどんどん勉強して、新しいことしたらええけど、キャリア上は、もうその歳になると丁稚奉公させてもらえへんから、ほんまのほんまに新しいことは趣味の世界を中心にしといた方がええと思うけどなwww
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