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6/22 ロクディムりょーちんさんのワークショップルポ

こんにちは、藤井です。
どんよりした天気の日が続きますが、気持ちもどんよりさせず前向きにしたいなと思う今日この頃です。

早速ですがタイトルにある通り、昨日6月22日土曜日に行われたロクディムりょーちんさんの演劇ワークショップについて書きます。

りょーちんさん

今年の4月に、りょーちんさんの四国ツアーで、カサ・デ・マデーラで公演があったのですが、僕は仕事の都合で観にいくことができませんでした。ですが、今回のワークショップに参加して「あのとき仕事を早く切り上げてでも観たかった…!!」と強く思いました。

それぐらい楽しかったんです。

当初、少し緊張していたのですがウォーミングアップで部屋の中にある物を指さし、ペアになった人にその物の名前を教えてもらうというゲームをしました。すると、緊張していて視野が狭くなっていたのが、意識が部屋全体に向いて視野が広がり緊張が解けていきました。

そんな緊張がほぐれたあとに行ったのが連想ゲーム。
もし「赤」と言われたら赤から連想するものを思い浮かべて仮に「トマト」と答えます。そして今度はトマトから連想するものを答えていくんですが、これがなかなかすぐに思いつかない。そして、早く答えないといけないと思うから焦って余計に思いつかなくなる。

「テンポよく早く答えて」と指示があったわけではないのに早く答えないといけないと思ってしまうのは、相手に合わせようとしているからだとりょーちんさんのフィードバックでありました。そのとき言われたのが自分軸の話。自分が素直に感じたことを自分のペースで相手に伝えることがコミュニケーションじゃないかと言われ、すごく腑に落ちました。物分かりがいいフリをするのではなく、わからなかったら「なんで?」と聞く。物分かりがいいフリをしているのは相手によく思われたいからといった相手が中心になっている他人軸で考えているなということを改めて自覚させられました。

ちなみに、ほわさんとペアを組んで、僕が「水」と言ったときにほわさんは「2リットル」と答えたのですが、理由を聞くと「普段2リットルの水のペットボトルを買っているから」と言われ、合点がいきました。なぜこの言葉が出たのか理由を聞いてみるとその人ならではのエピソードや思考が聞けるのでおもしろいなと思いました。

その後は箱の中身をペアの相手に聞いていくといったワーク。箱の中に入っているものはどんな物なのかを聞いていくのですが、物の特徴や、購入した物ならばなぜ購入したのか聞いていくとペアの人が興味を持っていることとかエピソードとかを聞けるので会話が広がる感じがして楽しかった。このワークはもっとしたいなぁと思いました。

次に行ったワークはペアの片方がもう片方に、「おはよう」や「おめでとう」、「ありがとう」と言ってそのとき言われた方は何を思ったのかということを伝えるというもの。
相手との距離や、言い方、目線によって感じるものが違うというのはおもしろかったです。同じ言葉を言っているはずなのにわずかな変化だけで受け取り方が異なってくるので、人っておもしろいなと思いました。

そして最後は実際にインプロをしました。相手から発した言葉を受け何を思ったのかということを第一に、何も思い浮かばなければ「何も思い浮かばない」と言っていいんだということに衝撃を受けました。
何か返さなければいけない、話を先に進めなければいけないと無意識に考えていたのでその考えがぶち壊されました。

と、目から鱗が落ちまくりなワークショップでした。
ワークをするたびにペアになった人と思ったことを話し合ったのですが、普段思ったことを誰かと話すことを日常であまりしていないなと思いました。親や職場の人、友人など思ったことを話し合うことをもっと大事にしていきたいなと思います。

ありがとうございました!

ワークショップ後の食事会も、とても楽しかった!
演劇は日常から地続きしているんだなと改めて思いました。
僕個人として、はじめてこういったワークショップに参加したのですが楽しかったです。

ということで、昨日行われたロクディムりょーちんさんのワークショップルポでした。
次回のブログでお会いしましょう。藤井でした。

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