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福利厚生「健康増進補助」のご紹介 〜全てはマッサージから始まった〜

トドケールの社内文化やイベントをご紹介するシリーズの第5弾です。今回はそんなにたくさんあるわけではないですが、トドケールにもある福利厚生の中からとても評判の良い「健康増進補助」についてご紹介します。なお、前回の「Beer Friday」の記事の評判が上々であるため、今後もこのシリーズの執筆は可能な限り、CEO野島が担当することになりました。


■ 「健康増進補助」ってなに?

さて、健康増進補助が何かといえば、「業務効率の向上に資する社員の健康増進・気分転換を目的とした活動を月間5,000円まで補助する」という福利厚生です。いかにも固そうな名前とは裏腹に、その定義・運用は非常に緩く、「健康増進」を目的としていれば何でも対象と認められるとしていて、社員はいろいろな用途に使っています。

ー 認められる例

  • マッサージ(もともとマッサージに行きたいという社員のために作りました。)

  • サウナ(血流改善・気分転換に効果あり)

  • 温泉入浴料(血流改善・気分転換に効果あり)

  • 毎月のジムの会費(運動が健康増進・気分転換に効果あり)

  • ランニングステーション利用料(運動が健康増進・気分転換に効果あり)

  • 整骨院(健康増進・気分転換に効果あり)

  • エステ(気分転換になるから)

  • 美容院・理容院(身だしなみのケアが気分転換になるから)

  • ゴルフ練習場利用料(CEOがハマりだしたため:2023/10追記)

ー 認められない例

  • 物品の購入(プロテイン、健康食品、気分転換の洋服購入など)

  • 公序良俗に反する使い方(風俗店やキャバクラなど)

ー グレーゾーン

  • 健全な飲み会(社員同士の場合は気分転換として認めていますが、別に作ろうかなとかも考え中)

■ 何で始めたの?

始めたきっかけはというと、トドケールの社員がまだ1名しかいなかったとき、「うちに福利厚生はないんですか?」と1人目社員に聞かれたことがきっかけです。スタートアップに福利厚生など「贅沢は敵です!」と一蹴することも考えましたが、同じステージの他のスタートアップの募集要項をチラ見すると意外にも様々な福利厚生があるではないですか。

ー 他社スタートアップにおける福利厚生の例

  • セミナー参加費補助

  • 図書購入補助

  • 飲み会補助

  • 社内ランチ補助

  • PCや椅子などの備品購入補助

などなど、他社さん努力されているのを見まして、これはトドケールも何か設ける必要があると考え、1人目社員に「何が欲しい?」と聞いてみたところ、「マッサージに行きたい!」とのこと。マッサージを受けて、リフレッシュして、仕事を頑張ってくれるならと思い、その場で福利厚生として補助することを決めました。

というわけで、社労士さんに相談して、問題がないことを確認し、まずは「マッサージ補助」なる福利厚生が出来上がりました。相場を見たところ、5,000円~10,000円くらいあれば大体のマッサージは受けられるみたいだったので、とりあえず5,000円を上限として設定しました。

以降、疲れた時にはトドケール本社最寄り駅の一つ、「半蔵門」駅地下にあるReRaKuに行くことがわが社の習慣となりました。

■ 「マッサージ補助」が「健康増進補助」になったワケ

ー 3人目社員のこれもありですか?

かくして、トドケールにも一つ目の福利厚生である「マッサージ補助」が誕生したのですが、しばらくしてフルリモートの3人目社員からこんなことを言われました。

「最近、腰が痛いんですけどマッサージ補助を使って整骨院ってアリですか?」

むむっ、そんなことは想定していなかったですが、「整骨院はマッサージなのか?」と考え始め、よくよく考えれば気分転換や健康増進につながればとも思い制定したマッサージ補助ですので、整骨院も趣旨からは外れていないということで、OKを出しました。

その後、ほどなくして1人目社員から今度は「マッサージって瘦身とかの美容系マッサージもいいんですか?」との質問が来て、このままだと「マッサージとは何か?」という哲学の宇宙にロスト・イン・スペースすると考えた私は「マッサージ補助」の名前を瞬時に「健康増進補助」に勝手に変更し、頭の中にあった「業務効率の向上をもたらす気分転換や健康増進を目的とする活動を補助する」という趣旨を勝手に制定し、「業務効率の向上をもたらす気分転換や健康増進を目的としてる福利厚生なので、気分転換になって、仕事の効率が上がるならいいですよ。その代わり、気分転換したら仕事も頑張ってくださいね。」と回答しました。

ー みんなでジョギング&サウナ

さて、そんなことがあった後に4人目社員が入ってくるわけですが、そこで始まったのがWednesday皇居Runです。詳細はこちらの記事を見てほしいのですが、みんなでマラソンするのにランニングステーションを利用するので、その費用も趣旨に適っていると考えて、健康増進補助で賄うことにしました。

そして、6人目社員が入ったのですが、4人目社員と6人目社員の共通点が「サウナ好き」であること。6人目社員はフルリモートで勤務なのですが、東京に出張に来た時にサウナの話で盛り上がり、仕事終わりに「サウナに行きましょう!」ということになりました。業務終了後、会社近くのラクーアに向かい、交流が深まる楽しい時間を過ごし、お会計時に「これぞ私が求めていた福利厚生の在り方」と感じたので、「サウナも補助対象だからね。」と勢いで認めたため、健康増進補助の対象にサウナも加わりました。

以降、「美容院はリフレッシュになるんですけど、対象でいいですか?」とか「ジムに行きたいんですけど対象ですか?」とか、続々と挑戦者が現れ、「業務効率の向上をもたらす気分転換や健康増進を目的とする活動を補助する」という趣旨に合致することを納得させられるなら補助対象と認めるという不文律が出来上がっております。

■ 今後はどうするの?

ー 評判は上々

社員の皆さんからの評判は?というと、これがなんとも評判がよろしい。失敗した「Beer Friday」とは打って変わって、みんなのリクエストに応える形で制定された制度は利用頻度も高い上に満足度も高い。

ー 今後の方向性について

というわけで、今後は会社の売上増を条件に(ここ重要!)「健康増進補助」の上限引き上げか、もしくは何か新しい福利厚生を導入しようか検討中です。

また、補助対象は趣旨に合致することを説明できればなんでもよいとなっているので、今後も拡大する可能性があり、拡大の仕方次第では補助の名称も変更の可能性があります。

なお、私は「気分転換になって、仕事を頑張れるんですけど、ディズニーランドはアリですか?」という質問がいつか来るのではないかと思い、密かにドキドキしています。回答が知りたい方はぜひトドケールに入社して私に聞いてください。他にも「これはいいんですか?」という皆さんの挑戦を待っています。


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