辿り着いた島は日本語教師


きっかけはたった1人の友達でした。


私が現在の職である日本語を教える仕事についたきっかけはたった一人の友達でした。

現在、私は2人の女児の母ですが、
結婚を機に仕事を辞め、京都に引っ越してきました。 

その当時は1人目を出産して2年経ち、
そろそろ何かしたいなぁと思っていました。

そんな時、たまたま出会った外国人が自宅近くに英会話を作ったばかりで働かないかと声をかけていただき、アシスタントとしてアルバイトすることになりました。

そこで仲良くなったイギリス人講師が日本語教師になるきっかけとなった友だち。

「あんた英語教えられるし、日本語も大丈夫だよ。教えてくれない?」

英語教師は経験があったものの、日本語なんて何をどう教えればいいのか全くわかりませんでした。

これ、それ、あれ
どう違うんだっけ?どうやって説明すればいいの?こんな状態でした。

でも、頼まれたことでちょっとでも楽しそうだと思ったことは深く考えずやってみるタイプなので、引き受け、その翌週からレッスンがスタートしました。

いきなり日本語教師デビュー

初めはとりあえず自分で調べまくり、
よく出てくるテキストの”みん日”とやらを買ったりして、まさに手探り状態でした。

それから間もなくそのイギリス人講師のご主人が勤める会社で日本語教えてくれる人を探してるからと紹介され、あれよあれよという間にその会社の社員さん10人、5クラスを持つことになりました。

その1年後、会社の社員さんたちが広めてくださって同じ業界の別の会社でもお仕事をいただけることになりました。

全てはご縁

この2社は現在も継続していて、合わせて13名の生徒さんがいます。

ちなみにイギリス人講師とそのご主人(2人とも今では親友)は帰国していましましたが、2年前イギリスに会いに行ったほどの仲良しです。

そんなこんなでご縁がご縁を呼び、今の私があります。

特に何のスキルもなかった私に声をかけてくれて、この業界に引き入れてもらえた友だちには感謝しかありません。

こうしてなりゆきの末、フラフラ〜とたどり着いた日本語教師という職業に就いて間もなく5年(本格的に始動してからは3年)

当時は英会話レッスンと並行してやっていましたが、現在は一本に絞り、企業内でのプライベートレッスン、プライベートレッスン、それに、日本語学校非常勤とフルタイムで働いています。

たった一人との出会いからつながって今がある。

一人一人の出会いを大切にして、ふと後ろを振り返った時、線になっていたという感じでしょうか。

あ、ちなみに自分のことを日本語教師だとは思っていないし、言いたくないんですが、(教えてるというより教わってるので。)一応、職種のカテゴライズとしてわかりやすくするために書いてます。

フラフラとなりゆき任せで辿り着いたこの島。

やっと全体像が見えつつある程度でまだまだ知らないことばかり。

毎日いろんな学びを与えてくれてます。


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