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誰もが主体的に学ぶ子供達の育成~PAを教育の核として ~(戸田南小学校)

 このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングによる「戸田市未来の学び応援プロジェクト」について、夢のある提案を出された各学校からのメッセージを掲載しています。
 第1回は、インクルーシブ教育や安全・安心な学級経営に取り組む、戸田南小学校です!


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1.なぜこのクラウドファンディングに応募しようと思ったのですか?

 本校では、令和2年度からの3年間「全教育活動におけるインクルーシブ教育のあり方~安全・安心な学級経営を通して~」をテーマに校内研究にてインクルーシブ教育の推進を図ってきました。
 それは、本校児童の実態から特別な教育的支援を必要とする児童が通常学級にも多く存在することが分かったからです。
 インクルーシブ教育を進めていくことは「多様な子供たちをだれ一人取り残さない」ことにつながります。
 そしてインクルーシブ教育を実現するベースになるものは、安全・安心な学級経営にあると考えました。
私たちは、安全・安心な学級経営の実現に向けて様々な取組をしてきました。
 そのうちの1つがプロジェクトアドベンチャー(以下 PA)です。

PAとは?

 アメリカで開発された体験学習法をもとにした教育プログラムです。
 アドベンチャーの持っている要素を通してチームワーク、自尊感情、他者理解などを体験しながら学ぶものです。
 様々な種類の集団のゲームを教室や体育館、校庭で行い、仲間と楽しみながら信頼感を築き上げていきます。

PAの様子

 学校の教育活動にPAを取り入れることによって、

  • 学級における児童の心理的安全(豊かな心の育成、肯定的な自己概念の形成、自らチャレンジすることによる成長)が高まる

  • コミュニケーションの多様性が広がる

 などの効果が期待できます。

 今年度より、研究テーマを「社会で生き抜く非認知能力の育成」としましたが、PAを通して、自尊感情、他者理解などを学ぶことが、主題に迫る道筋となることに変わりはありません
 私たちはPAと出会い、そのよさを取り入れるために、まずは文献による理論研究を始めました。
 また本校職員が、プロジェクトアドベンチャージャパン(以下 PAJ)が開催している4泊5日の研修合宿に参加し、そこで学んだことを校内で共有したりもしました。

 しかし、それには限界がありました。PAのよさを知るたびに、外部講師を呼んで本物に触れたいという思いが強くなっていきました。ただ本物に触れるためには資金が必要です。

 諦めかけていた時に、このクラウドファンディングのお話をいただきました。
 私たちが求めている問題と本クラウドファンディングが掲げている「脱正解主義、脱自前主義、脱予定調和、脱教師主導、脱3K」はまさにぴったりだと思い、応募しました。
 内容は、「PAJによるAdventure In The Classroom(ファシリテーター派遣型体験プログラム)の実施」としました。

2.昨年度集めた寄附は、どう活用されていますか?

 昨年度、皆様のご賛同をいただき、457,000円もの資金を頂戴しました。
 頂戴した寄附金をもとに令和5年度の林間学校(於 国立赤城青少年交流の家)にて5年生123人を対象にPAJによるAdventure In The Classroom(ファシリテーター派遣型体験プログラム)を実施しました。かかった経費(475,867円)のうち、457,000円を寄附金で支払うことができ、保護者の負担を抑えることができました。
 何よりも、本物に触れることで得た効果には絶大なものがありました。
 効果の検証の一部をご紹介します。

【児童自由記述より】

  • みんなで協力すると達成感があることを知った。

  • 少数派の意見を聞くことも大事だということを学んだ。

  • みんなで失敗したときも声を掛け合うと、より仲よくなれた気がした。

  • 友達と一緒に協力すると、さらにできることや可能性が増えるということを学んだ。

  • 自分の言葉に責任を持ち、一人で責任を負いすぎるのではなくみんなで協力すればよいということを生活に生かしていきたい。

  • 人と好きなことや好きなものが違っても、違いを面白く思えるようになりたい。

【教師自由記述より】

  • 多様性に気付き、認めるためのスタートに立つことができた。

  • 対話中心の活動で仲間と一緒にお互いにサポートしながらチャレンジできて、自己肯定感をあげることにつながった。

  • 与えられた課題を友達と話し合いながら解決していくので、挑戦と失敗を繰り返しながら他者との関わりを学んでいくことができた。

  • 一つの目標にみんなで向かっていく姿勢が身についた。

  • まず、PAを通して、先生達の子供を見る視点が変わる。アクティビティーのスキルが重要なのではなく、教師のマインドが根底に流れていることを教師自身が体験することによって学ぶことが大切だと思う。子供だけでなく教師の研修もしていきたい

なお、今回動画の方もアップロードいただきましたので、是非以下からご覧ください!

3.このプロジェクトにかける思いを教えてください!

 今年度、皆様から頂戴した寄附のおかげで子供達に「本物に触れる」体験をさせることができました。

 来年度もぜひ林間学校にてPAJによるAdventure In The Classroomを実施したいと考えております。(必要経費約45万円)
また持続可能性を高めるためにもPAの教職員研修を実施したいです。(必要経費約25万円)

提案資料「学校全体でのインクルーシブ教育の推進」
※画像をクリックすると提案資料をご覧いただけます。

 今後は、全ての学級で日常的にPAを取り入れ、PAを教育の核として据えることによって、互いを尊重しあい、自己肯定感や自己有用感の高まりを感じ、一人一人のパフォーマンスをあげると同時に、クラスの中の雰囲気を作り出していきたいです。
 そして、ゆくゆくはPAが掲げている「子供達は、みんな有能で誰でも主体的に学んでいける存在である」という考えを戸田南小学校の特徴の一つとなるようにしてまいります。

 皆様のご賛同をいただき、是非この「夢」をかなえさせていただければと存じます。どうぞよろしくお願いします。


 戸田南小学校さん、お忙しい中メッセージをありがとうございました!
 ぜひ、誰一人取り残されない学校づくりに向けたこの挑戦に、御支援をいただけますと幸いです。

 今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦に向けた御指導の程よろしくお願い致します!

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