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ラグビーの勇気と敬意を感じた昼下がり🏉W杯決勝戦のこと

今さっきのこと。

お昼ご飯を食べながら、ラグビーワールドカップ決勝戦の録画を見ていました(当日は睡魔に勝てず…)

ニュージーランド・オールブラックスが負けたのは知っていたので、見ようか迷ったけど、やっぱり気になって見ることに。

すごい戦いでした…という言葉しか出てこないくらい、すごい戦いでした。

オールブラックスは、前半から主将がレッドカードで退場を余儀なくされ、終始14人でのプレー。

主将がいなくても、何度もノックオンになりながらも、やっと奪えたトライがノーカウントになっても切れない精神力。

対する連覇を狙う南アフリカも、途中途中でイエローカードが出て、何度か14人に。

ボールをキープしている時間は短かかったけれど、その短いチャンスを見逃さず、タックル職人たちによる鉄壁で守った後半戦。

泥臭い、波乱ありまくりの80分間でした。

15人もメンバーいるんだから、1人いなくても…と素人考えでちょっと思いましたが、

プレーを見ていると、15人の内1人欠けるのは、車の4つのタイヤの内1つがパンクしているみたいな、そんな状態なんだろうなと。

そんな不完全な状態でも、終始ボールをキープし、優勝した南アフリカに1点差まで追い詰めたオールブラックスもすごくて感動しました。

何度かチャンスがあって、本当に本当にあとちょっとだったからこそ、自分の責任を感じずにはいられない主将の姿、

残りあと10分くらいでイエローカードで退場となった南アフリカのコルビ選手が、プレーを直視できずユニフォームで顔を覆っている姿。

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE

15人で優勝を目指して戦う中で、その枠を1つ失わせてしまった選手たちの、言葉にできないほどの悔しさが画面越しに伝わってきて、

胸が痛みながらも、これが世界最高峰の戦いか…と心が震えました。

***

ラグビーを初めて見たのは高校生の頃。

初めて見たときはただただケンカをしているように見えて、何をしているのかさっぱり分からないしで、どんな試合だったか全く覚えてないんだけれど、

「相手がミスをしたときに喜ぶのは、ラグビーではマナー違反だよ」と教えてくれた友人の言葉は、今でもよく覚えています。

相手のプレーも称える。
試合が終わればノーサイド。
レフリーの判断にあれこれ文句つけない。

ワールドカップでの日本選手の戦いも含めて、ラグビーは勇気と敬意のスポーツだな~、やっぱりいいなあ~と思いました。

オールブラックスの選手、日本リーグに来る方も多いようで、これからもどんどん日本のラグビーが盛り上がっていくといいですね!

それでは☕


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