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もう!ほめ言葉は素直に受けとりたいのにー!

幼稚園で延長保育をお願いした日。お迎えにいくと、

「一番下のクラスの子が、息子くんに砂かけちゃって…。お洋服の中に入っちゃってるかもしれません」

ごめんなさい、と、先生に言われました。いえいえ、そんなのよくあることです。息子が大丈夫なら、お気になさらず。

「でもね、息子くん、その子に砂かけられても怒らなくて、大丈夫だよ😊って優しく言ってくれて。いつも本当に優しいんです」

と、ほめてくれました。


確かに、私も息子は優しいな~とよく思います。私には似てないな~って(笑)
年下の子には特に優しくて、先生からこの話を聞いているときも、心の中で「この子ならそうするだろうな」と納得していました。

だったら!

先生に返す言葉は「ほめてくれて、息子のいいところを見ていてくれて、ありがとうございます」

息子には「優しいんだね♬」でいいはず。

いいはずなのに。

いいはずなのに!

なんか照れくさいのか、一言挟まないと気が済まないたちなのか、私ときたら、

先生には「いつも園庭や公園で寝転がって砂入ったりするので、全然大丈夫です」(事実だけど)

息子には「ママにももう少し優しくしてくれてもいいのに」
(優しいけど、最近荒れてたから、ちょっと嫌味言っちゃった)

なんて、余計なこと言っちゃうんですよね~!


私が子供の頃。

「〇〇ちゃん(←私のこと)すごいね」と誰かに褒められたとき

決まって母は「全然よ、もう本当にダメなのよ。お宅の○○ちゃんの方が~」と、笑いながら言うタイプでした。


恐らく日本人には、円滑なコミュニケーションのために、”謙遜する”という術が備わっているので、こういうことってよくあることだと思うんですけど。

私はちょっと傷付いた記憶があるんです。「頑張ってるのにな、お母さんはそう思ってくれないんだ…」って。

だから、

私は、子どものことは素直にほめたいし、誰かに子どものことを褒められたら、ありがとう😊って返したい!!

それなのに、それなのにさ。

やっぱりいつも素直に受け取れなくて「全然よ~、まだまだなのよ~」っていうスタンスで、褒めボールを、スコーンと打ち返しちゃうんですよね。

お家に帰ってきたら、いいね、優しくできたんだね、って言えるのにな。

問題は、人前でそれができるかどうか。

自分への褒め言葉は、なかなか受け取れないけれど、せめて子どもの分はしっかり受け止めたい。

そんなふうに感じた出来事でした。

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