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息子からのお家のプレゼントと、無償の愛

『お家をプレゼントしてあげるね』

6歳の息子がそう言って、1時間後に私にプレゼントしてくれたのは、お庭にプールがある美しいお家。

大理石風のアイボリーのブロックと、アクセントカラーに目の覚めるようなブルーのブロックの組み合わせは、ミコノス島とか、シティブサイドにありそうな美しい色合い。

2階建てで、リビングはガラス張り。テラスハウスで使われそう。

ちょっと文句を言うなら、階段は外にしかないことと、なぜか近くに謎のトロッコが走ってること。
ま、いっか。

そんな素敵なお家は、残念ながらこの現実世界にはなく、マイクラ(ゲーム)の中に、息子が建ててくれたお家。

先週もお家をプレゼントしてくれたんだけどな😂

そのときは木製の、息子のお家と屋上でつながっているお家で、サービスで家の前に温泉もつけてくれた。

このペースでいくと、私はそこそこの不動産王になれそう😂

「素敵なおうち、ありがとね。嬉しい!」とお礼を言うと、

「いいのいいの。いつも僕の面倒を見てくれてありがとう」
という答えが返ってきました😲



高校のときに英語教師の担任が、この文を英語に訳しなさいと言った例文に、

『子どもは親に恩返しをしなければいけないと思うが、実は、親にとっては、子どもが生まれてきてくれたことで、すでに恩は返してもらってるのだ』

(とーってもうろ覚えですが、こんな感じだったはず)

という文章がありました。

なんとなく心に残っていたこの例文。
高校生のときは、「ふーん、そうなんだ」くらいにしか思っていなかったけど、今ならよく分かります。

夏休みでずっと一緒にいるからとイライラしたり、ゲームしながらしょっちゅうケンカになったり。
とても出来た親とは言えない私に、いつもたっくさんのお家、いや、愛情をくれる息子。

感情的に子どもに怒る日があってもしょうがないし(だって人間だもの)
すっばらしい母親にはなれないかもしれないけど、

無償の愛を受け取っているのは、親の方だってことだけは、心に刻みこんでおこうと思います。

願わくば、この文章がずっと残っていて、いつか反抗期を迎えた息子に「うっせーばばあ」と言われたときに、読み返したいな😂

それではこの辺で。
お読みいただき、ありがとうございました。

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