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🎧パパの「挑戦」だけにあらず

特に良いと言われたことはない。
好きだと思ったこともない。
かと言って、嫌いだと思ったこともない。
だって気にしたことがないのだ。

「声」の話し。

それが、こんなに気になるなんて!

めろしゃんの作品がラジオドラマになりました。
もう、読んだ瞬間思ったのは、ああ、こりゃ私たちの挑戦が始まるな、と。

スタエフ版↓


めろしゃんの作品↓


目を通した最初の一回目で「娘やりたい」
そう思ったのは、何も若返りたかったわけではなくて。
あの!いぬいゆうたさんと絡めるワクワクがあったから。
いぬいゆうたさんをパパと呼べる日なんて、この日を除いてもう永遠にないであろうビッグチャーンス!

それで、我先にと「娘やりたいです!」と言ってから、もう一度読み返す。
…しまった、難しい…!

母親と離婚して連絡すら取ってくれない父親と、無理矢理作る会話チャンス。
一般的な女子大生はどの程度はしゃぐのだろうか?
よそよそしいものなのか?
いやでもこの娘さん、父の職場にガンガン電話をかける性格だ、相当肝も据わっているだろうし、しどろもどろの父に対して、言いたいことをハッキリ伝えている。さすがバイトリーダー。
文章に加えられる「笑」にも、余裕が感じられるし、父親のことがとにかく好きでたまらないらしい。
ここは素直に、2人の溝を感じさせないおおらかタイプだろう。

試しに一度声に出して読んでみた。
…!!
声低ッ!!!!


やべえ、今月めでたく46歳になりました。
4半世紀分声を若返らせるなど、人魚姫に足をくれてやるぐらいの魔力ないと無理だわー。
いや。
魔力なんてないさ、努力ならできるさ。
だって、これは、めろしゃんがくれた、「挑戦」なのだから。


本番前日、すまスパメンバーで練習をした。
みんなの熱意を感じる。
ヒーーー!!なんこれ、楽しすぎる!!
そう思って浮かれた。


そして本番。
いぬいさんが降臨したことで、楽しいになんとも言えない緊張感も加わる。
ヒーーーーー!!タマランチ会長!!(めろネタ)

marmaladeさんが「どうしよう緊張しちゃう」とずっと仰っていたのだけれど、彼女の声は、私の想像する西村さんそのものだった。
こーたさんの戸澤くんの、力の抜けた、仕事に気合を入れない「www」の表現も、そのまんまで、なんなら以後戸澤くんに憑依される自然っぷり。
ピリカさんの結城さんは、職場の頼りになる上司そのもので、働きやすそうな空気感がそのまま出ている。

そしていぬいさんだ。
娘との会話で、焦る水谷さん。娘の一言に喜びが滲んでしまう水谷さん。
申し訳なさに恐縮する水谷さん。
なんとか業務内容に合わせるために必死に頭を回転させる水谷さん。
1行1行、感情の変化が声色に乗る。
ぬお…!
会話をしている私は、それに圧倒されてしまう。

今話しているのは、いぬいゆうたさんじゃない。パパなのだ!!
46歳、初のパパ活。(パパ活言うな)

その後の吉岡マネージャーには紫乃さんを推したけど、残念ながらスケジュールの都合が合わず、文章の流れで再度出番。
娘と声質変わらん…
と、焦ったのだが、急にバリエーションが増えるわけないのだ。
ここはもう、46歳の経験を駆使して、できる女というのを演じようと腹を括った。


さて。
これほどまでに気合が入るのは、豪華メンバーなのももちろんあるが、8,000字もあるめろしゃんの作品が、それを全く感じさせない面白さだったからだ。
その上、多分すまスパメンバー頭に入れた上で人数分きっちり用意してきてる。
もし「この人数を考慮した上で作品を書いてみて」と言われたら…
お、思いつかない…!
仮にその人数分が出てくる作品を書けたとして、これだけきっちりキャラクターを分けることが出来るだろうか?しかもセリフだけで。
容姿やクセなんて細かく書かれていないのに、人物が立ち上がるのは何故!
むしろ8,000字でここまでキャラクターを作り込めることがすごい。



というかだね。
サンドイッチマンネタを書いたかと思えば
(サンドネタ、ほんと大好き!)


全力で泣かせてきたり、
(これめっちゃいいのです。きっと朗読する)


全力で笑かしてきたり。
(前・中・後編あり。怒涛のセミマルが忘れられない夏)

考えさせられたり。

かと思えば俳句詠んだりラジバンダリ…!


常々思っているんだけれど、何者なんだい?めろしゃん…?
めろしゃんがnoteを更新すると「今日は何系の記事だろ?」と思う。
そして、何系が来てもしっかり楽しませてくれる。
毎回「そうきたか!」となるのは私だけではなくて、それがもう、コメント欄で大盛り上がりになってるものだから「こりゃ返信大変や」と思うものの、どうしても伝えたくなってしまう。「そうきたかー!」「これはすごい」「やられた」「めっちゃ笑った!」
コメント欄が熱いのもまた魅力です。


そんで、今回も。
「そうきたか!」

めろしゃん本当にありがとう!
思いっきり楽しんだこの「挑戦」
2023の朗読スタート、しかもすまスパ100回目だった!
なんだかおめでたくて、また興奮してしまうのでありました。



あの!いぬいゆうたさんは、この!いぬいゆうたさん。
胸をお借りしての挑戦、楽しかったです。



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