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真夏のディズニーシー、暑さは魔法で回避出来ないけど、とにかくありがとう

娘とは初めて行くディズニーシー。
ランドとはまた違った趣が楽しめるわよと、実家帰省の翌日に繰り出した。

夏休み、なんでこんなにタイトにスケジュールを組み込んだのか、過去の私に聞いても返事がない。
この1週間ほど、方々に予定があり、乗り物に揺られまくった。
そしてあえて乗り物に乗りにディズニーへ行くとは。
そのうち私は、なんらかの乗り物にトランスフォームするかもしれない。

しかし、ポンコツトランスフォーマーは、今回もディズニリゾート行きに道を間違えた。
これだから首都高は嫌いだぜ!と、父に借りた車のカーナビに叫ぶ。
前回も迷ったから、今回は完璧だと思ったのに、左折を忘れた。
「あ!お母さん!ディズニーシーって書いたバスが!」
「ほんとだ!あれに着いて行こう!」と盛り上がったが、数分でそのバスは思いもよらない方向へ進んだので、きっとどこかのホテルに向かうんだわ、と涙で見送る。

無事到着したシーは、暑さのため昼間のショーは軒並み中止だったが、娘と私は元気だった。
ポンコツトランスフォーマーは、道に迷うけど、体は丈夫。
夕方疲れが出たら、10分ほどしか待たなくてすむ緩い船に乗って風が気持ちいいねぇと二度ほど楽しんだ。
少しお店で休もうか。
今からコレに乗ったらこっちに間に合うね。
こういうスケジューリングは、娘とは気が合うのでとても楽しい。

娘は、ディズニーシーに来たら、ダッフィさんのフレンドシリーズのぬいぐるみをお年玉で買うんだと張り切っていた。
思いの外高くて、大きさ選びに相当時間悩んでいたが、「やっぱりこれがいい!」と中ぐらいのウサギのぬいぐるみを抱きしめた。
レジに持って行って会計をしている時に、キャストさんに、
「この子のお名前はなんて言うんですか?」とウサギを指差しながら聞いてみたところ、キャストさんはとても優しい笑顔で即答してくださった。
ステラレルです
レジで思わず叫ぶ。
「捨てられる!?」

キャストさんは笑顔で繰り返してくれた。

ステラ・ルーだった。
娘がずっとツボっていた。

ディズニー公式さんより


夜のショーは予定通り行われた。
強風のため、内容は変更していると言っていたが、変更前を知らないので、とにかく感動した。
娘に聞いたら、今日乗ったどんな乗り物よりこれが素敵だったということだったので、やっぱりディズニーの本気はすごい。

最後の最後まで暑さに負けず楽しんだあと、さらに最後の気力を振り絞って車の運転をする。

「また迷子になりそうだから、よくナビ見ててね」
と娘に頼んだら
「お母さん!激安の高速のるんだよ!
と、娘が頼もしい口調で言った。
「激安…そんな高速あるの!?」

まさか娘が高速における裏技を知っているのかと驚愕。
それは浦安と読む。
娘がずっとツボっていた。

往復4時間の運転は、実のところものすごく辛かったけれど。
楽しいと思えることを、夏という短い期間にギュウギュウに詰め込むのが、やっぱりどうしても好きだ。
翌日「なんでこんなに予定つっこんだ!?」と思うのだけど、振り返るとやっぱり、最高の夏だと毎回思う。

ここからは田舎の夏をのんびり満喫する予定。
花火、庭プール、スイカ割り。
甥っ子姪っ子に「昨日どこへ行ってたの!?」と尋問された。
ごめんごめん、明日以降は君たちと思いっきり遊ぶ予定だからさ。
そう伝えたら、ものすごい興奮してくれた。

いや…ここから先はペースダウンする予定だ、そんなに興奮しないでおくれ…と思ったけれど。
彼らもまた、短い夏に大興奮しているのだ。
そして、再来週から、彼らはみんな大阪に遊びに来る予定。
ユニバが待ってるで!!(私たちの年パスは除外日なので行かないけれど)

そういや、じぃじが捕まえてきたカブトムシ(めす)を飼うという、ただそれだけの作業をするのに3時間ほど大騒ぎになって、すでにめちゃくちゃ疲れたのはここだけの話。
オーケーオーケー、あとちょっと寝かせてくれたらトランスフォーム出来ると思うから待ってくれ…!

暑さですぐ消えてしまう、一瞬のアート
青空が過ぎるタワー・オブ・テラー。
知らないお姉さんがとんでも絶叫娘さんで、娘がドン引きする(笑)
さらに小学2年生ぐらいの女の子が、その絶叫に怯えて大泣きしていた。
40周年の文字がかんかん照りでヒーヒーしているように見えた。
夕方のショーに出てきてくれたダッフィーさんたち。お疲れ様!ありがとう!泣
この船をいたく気にいる。風が心地よく、待ち時間も10分未満。幸せ。
そういや暑過ぎて園内で一度もキャラクターたちを見かけず。
ここで本日ミッキーと初対面。
最高のショーでした、お疲れ様です!
満月でした。地球と月と飛行機の美しい夜空。
最高の1日をありがとう。
人混みに流されて駐車場を見失う。
キャストさんにこの写真を見せたら
「写真を撮ってくださってて、正解です!」と最高の笑顔で道案内してくれました。



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