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2回目の抗がん剤治療【私の闘病経験⑥】

前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです!


2回目の抗がん剤治療

無事転院して2回目の抗がん剤治療が始まりました。
次はちゃんとがん細胞が適正値まで減って欲しいと思いながら・・・

血球が減っていき、免疫が低くなると前回同様副作用が出始めます。
前回と違うのは膀胱炎と胃潰瘍になったことです。

トイレの回数が1日20回以上のときもあり、トイレはするたびに激痛。
モルヒネを使った痛みの緩和なども行いました。

さらに胃潰瘍になると、ウィルスと戦うためにホスカビルという薬を点滴してもらいます。この薬を入れる時は、何も食べてはいけないので一定期間絶食状態で点滴で栄養を補給することになります。

いろんな副作用があり、ご飯も一口も食べられず、激痛のなかトイレは何回も行く。自分が生きている意味が分からなくなるくらい辛くなります。

血球が戻ってくるまでこの闘いが続くのですが、ちょうどこの辺りでコロナが流行り始めたので家族や友人の面会もなくなり、1人で闘いました。

痛いことや大変なことはたくさんあったけど、やっぱり一番嫌だったのはコロナのせいで誰とも面会できなくなったことです。こういう時に1人の時間が増えると、不安なこと考えちゃいますよね。

そして血球が戻り…

ホスカビルは1か月ほど続き、ようやく血球が増え始めます。そうなると体内にあるウィルスや菌と戦う力が戻ってくるので、いろいろな副作用やホスカビルもなくなっていきます。

大変だった1か月を乗り越え、久しぶりに食べる1分粥は最高でした。
病院食は美味しくないとよく言われますが、食べられるということだけでもどれだけ幸せなことなのか。身に染みて感じました。
(実はホスカビルはまだこのあとも何回か経験します)

みなさん日ごろ生活しているうえで当然のように過ごしているかと思いますが、

普通に呼吸ができること・歩けること・人と会話できること・ご飯が食べられること。

全部が幸せなことだと僕は思います。

生活に慣れてくると、日ごろイライラすることもあるかと思いますが、たまにはそういった生活ができること自体がすごいことなんだと考えられると、もっと楽しく生活できるんじゃないかなと思っています。

話を戻すと、、

血球が戻り、悪い細胞がどのくらい減ったかマルク(骨髄液を採取して行う検査)で調べます。

結果をドキドキしながら待つと、、、

「移殖できるくらいには下がりましたね。よく頑張りました。」

本当に良かったです。
とりあえず第一ステップクリアといった感じですかね(笑)



また順次アップしていきます!

こういった感じで自分の当時の闘病経験を順次アップしていきます。
どんなタイミングでも、どんな方法でもいいので、質問やコメントいただけると嬉しいです!

そんな私が、今、仲間と共に実現したいと思っていること

私は現在、協力してくれる仲間と共に、闘病経験者が自らの経験を生かし、現在闘病されている人に共感し、応援できるようなつながりを創っていきたいと考えています。

そして私自身も、現在白血病と闘われている方の不安や孤独感を和らげられるよう、力になりたいと思っています。

毎回の記事で話させていただきますが、

こんなことが知りたいという方、白血病で悩みを抱えている方、そんな人のために力になりたいと思っている方

どなたでも、なんでも、TwitterにリプやDM、noteにコメントしていただければ嬉しいです!!よろしくお願いします!


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