見出し画像

再入院【私の闘病経験⑩】

前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです!


再入院

前回の続きですが、移殖後無事退院したと思いきや、またすぐに胃腸の副作用で再入院することになりました。

胃腸の副作用といっても、今までと同じく体内のウィルスが悪さしたことによるものだったので、ホスカビルの服用が始まりました。つまり絶食期間再開です…!

この時はすでに体重は60kgを切っていた(もともと85kg)のですが、普通に歩けるぐらいには元気だったので、なるべくたくさんリハビリをしていました。

ところがある日、、、
病棟の廊下をリハビリがてら歩いている間に、ふと視界が消えました。

気づくと自分は天井を見ている。どうやらベッドの上に横になっているようでした。周りにはたくさんの看護師さんや担当医がいて、一人は僕の頭を強く抑えていました。

どうやら歩いている途中に不整脈(心房細動)が発症し、気絶してしまったようです。また、気絶した拍子に頭から地面にあたり、おでこに大きな傷ができていたそうです。

原因は治療で体力が削れていたのと、ホスカビルをやりすぎて心臓に負担がかかっていたようです。

ここから急激に体力がなくなります。

いままで普通に歩けていたのに、体を動かすだけで気絶してしまう。つまりほとんど体が動かせない状態になってしまいました。

生死を分けたメンタルとリハビリ

この時の僕は本当に恐怖で頭がいっぱいでした。手を動かしたり、ベッドで体を起こすだけで気絶してしまいます。いつ気絶して起きなくなるかわかりません。

心身ともに限界。本当に怖かったです。

なるべく看護師さんはそばにいてくれて、僕の手を掴んでくれていました。
それがなかったら自分は精神的にやられていたかもしれません。

看護師さん、担当医さんがずっと声をかけてくれていたおかげで、諦めずに生きようという気持ちになり、少しずつ少しずつ体を動かして体力を取り戻すことにしました。

まずはベッドの上で体を動かすことから始まり、気絶しないことが分かったら体を起こしてみる、その後は座った姿勢で足を動かしてみる。。。

それまで看護師さんには僕のすべてを介護してもらいました。
看護師さんとお医者さんは命の恩人です。

こうして3ヵ月かけて僕は10メートル先のトイレに支えを使って自分で行けるようになりました。

そして無事なのかわかりませんが、退院し自宅療養になりました。ここからは自宅の方が体力がつくからという理由らしいです。

この写真は僕が退院した直後です!


また順次アップしていきます!

こういった感じで自分の当時の闘病経験を順次アップしていきます。
どんなタイミングでも、どんな方法でもいいので、質問やコメントいただけると嬉しいです!

そんな私が、今、仲間と共に実現したいと思っていること

私は現在、協力してくれる仲間と共に、闘病経験者が自らの経験を生かし、現在闘病されている人に共感し、応援できるようなつながりを創っていきたいと考えています。

そして私自身も、現在白血病と闘われている方の不安や孤独感を和らげられるよう、力になりたいと思っています。

毎回の記事で話させていただきますが、

こんなことが知りたいという方、白血病で悩みを抱えている方、そんな人のために力になりたいと思っている方

どなたでも、なんでも、TwitterにリプやDM、noteにコメントしていただければ嬉しいです!!よろしくお願いします!

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?