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手足の痺れって、こんな感じ

アブラキサンの抗がん剤治療(4クール)が終わったのが2月。その当時は手足の痺れがピークでした。杖をついて歩いていても、すぐに疲れてしまう。少し歩き続けると、足の地面に当たる部分がスニーカーの分厚い靴底を通しても、一歩一歩痛みが走る。そんな状態でした。
そして、普段は足の周りには厚さ5センチくらいの“空気でできたフワフワ靴下“を履いているみたいな、そんな鈍い感覚で歩いていました。
夜には足首や膝などの関節が痛くて、眠れないし寝てもすぐに目が冷めてしまう。

手指はともかく冷えやすくて、そして冷えると痛みが強く出ていました。力も入りにくいため、フライパンのような重いものは洗えなかったり、パソコンも長時間打てなかったり、日常生活にも多少の影響が出ていました。強い痛みの一方で、手にも厚さ3センチくらいの“空気でできたフワフワ手袋“をしているような、ぼんやりした感覚でもありました。
寝る時は、手と腕を冷やさないようにお布団の中でフリースに袖を通して温めていました。

2月、一番痺れの強い時期の感覚

イラストにするとこんな感じ。斜線部分が痺れていて、冷えていたり硬いものに触れると痛みが出る部分。周りのモコモコ雲みたいなのが、私が感じていた“空気でできたフワフワ手袋や靴下“。もちろん実際には、そんなものは付けていないのですが、それくらい感覚がぼんやりしていました。(これが2月の状態)

主治医に相談するとデュロキセチンカプセルを処方してくれました。そして、副作用を甘く見ていたことを知りました。
「早い人だと半年くらい、長い人だと2年くらいで痺れは治るから。2年で治らなければ一生続く人もいる」
のだそうです。私は薬の副作用は飲み終わったら消えるものと勝手に思い込んでいたのです。

この痺れ、特に手指は何としても治したい!
紆余曲折の半年の後、8月後半の現在は・・・。

8月、手はあと数ヶ月で消えるのでは、と思えるくらい
痺れが薄くなってきた

続きは次回、お届けします。

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