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2020年詐欺トレンドランキング発表。もう騙されないその手口!

2020年は「東京オリンピック」の話題でもちきりのはずが、まさかの「コロナ」が世界を席巻してしまいました。オリンピック開催地選考で「TOKYO!」と発表され大熱狂したあの日、まさか東京オリンピックが延期されるとは夢にも想像しませんでしたよね。

一方、「コロナ」の裏でも様々なニュースが飛び交いました。中でも注目された話題の一つが、電話やSMSを使った詐欺。今回は、2020年に流行した詐欺手口を振り返り、2021年を安全に過ごすためのヒントにしましょう。

【1位】コロナ関連が詐欺トレンドに

犯罪者が詐欺手口のネタにするものとは何でしょう?答えは、話題性のある時事ニュース。誰しもが気になるニュースに不安が加われば、詐欺師の大好物です。 つまり、2020年の一大ニュースだった「コロナ」は、犯罪者にとって恰好の詐欺ネタ。 もはや詐欺手口ランキング1位といっても過言ではありません。コロナに関連した新たな詐欺手口が数多く誕生してしまいました。例えば…

・保健所を名乗る人から「コロナの検査キットを送りますので家族構成を教えてください」等の電話。
・息子になりすまして電話をかけ、「コロナウイルスにかかったかもしれないので病院で受診した後、電話する。明日、家にいるか?」と在宅を確認するアポ電。
・「マスクを無料送付する」という文面とURLが記載されたSMSが届く。URLをクリックすると詐欺サイトに誘導され、個人情報を盗み出される。

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手口の例をもっと見る
警視庁:新型コロナウィルス感染症に便乗した詐欺に注意

コロナ関連で「特別定額給付金」詐欺も

一人あたり10万円の特別定額給付金制度が開始すると、これに便乗したフィッシングSMSが出現。さらにその後、政府で二度目の特別定額給付金の検討について話題が上がっただけで、「二回目の特別定額給付金を給付する」という嘘のフィッシングメールも現れました。もちろん、これも詐欺です!

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【2位】宅配便の不在連絡を装うフィッシングSMS

コロナ感染が拡大する一方、もう一つ感染拡大していたものが。それは、フィッシングSMSによる「スマホの不正アプリ感染」です。
自粛期間中は、ネットショッピングの機会が増えやすい時期。そんな時に届く、宅配便の不在連絡に関するSMS。「注文したっけ?」と添付されたURLをクリックすると…フィッシングサイトへ誘導され、IDやパスワードなどの個人情報を抜き取られる危険が。

さらにAndroidの場合、アプリのインストールを促される場合があります。実は、これが不正アプリ。不正アプリに感染すると、犯罪者の遠隔操作によって知らぬ間に大量のフィッシングSMSを拡散させられてしまうのです!2020年7月にこの不正アプリに感染した端末は25,000台以上(※)。被害者が加害者にされ、感染を拡大させてしまう恐怖の連鎖です。

不正SMS仕組み_fix

(※)トビラシステムズ株式会社の調査。
同社の迷惑情報フィルターアプリを利用する端末の迷惑SMS検知データから算出。

【3位】不審な海外電話「国際ワン切り詐欺」

みなさんは、「+(プラス)」から始まる不思議な電話番号から着信したことはありますか? 実はこれ、海外からの電話。突然着信すると「何事!?」「こんな国に友達いた?」と不安になりますよね。 2020年は、「国際ワン切り詐欺」と呼ばれる手口が急増しました。

「国際ワン切り詐欺」は、犯罪者が国際電話でワン切りを行い、着信者が折り返すと、高額な国際電話通話料が発生。 通話料の一部が通信会社から犯罪者に支払われる仕組み。 中には、通話時間を引き延ばす自動音声を流し、通話料を増やそうとするものも。

不審な国際電話の活動の変化

「国際ワン切り詐欺」はこれまで、1電話番号あたりが数百〜数千単位の大量の迷惑発信を行う傾向にありましたが、2020年は新たなトレンドが出現。「+83」「+422」などの国番号として存在しないはずの国際電話番号が大量発生し、1電話番号あたりは数回程度しか発信しない傾向に。犯罪者が発信源を探知されないよう、発信元の電話番号を分散させているのかもしれません。

2021年、詐欺対策のヒントは?

話題のニュースに便乗する特殊詐欺やフィッシング詐欺には注意が必要。今年もすでに、コロナワクチンの接種に関する不審な電話が現れ始めています。話題のニュースに関連する電話やメッセージを受け取ったら、「詐欺かも?」と疑うことが重要です。

迷惑電話・迷惑メッセージ対策アプリで防犯!

とはいえ、どれだけ特殊詐欺やフィッシングSMSに気をつけていても、最近の手口は巧妙で見破るのが難しくなってきているのが現状。そこで有効なのが、防犯ツールでの対策です。

迷惑電話や迷惑メッセージ対策「トビラフォンモバイル」は、特殊詐欺やフィッシングSMSを自動で警告・拒否してくれるアプリ。スマホにインストールしておくだけで、特殊詐欺、迷惑なセールス電話、フィッシングSMSからスマホを守ります。さらに、トビラシステムズの500万件超の事業者データベースに合致する番号を発着信する際は、自分の電話帳に登録していなくても事業者名称を表示させます。

トビラフォンモバイル_イメージ

トビラフォンモバイルについてもっと知る

また、トビラシステムズの迷惑情報データベースは、携帯キャリアが提供する迷惑電話・迷惑SMS対策アプリでも利用されています。携帯キャリアの各種オプションパックに加入している方は、追加料金なくアプリを利用できる可能性があります。オプションパックに加入しているのにアプリを使っていないのは、もったいない!ぜひ利用してみてくださいね。

迷惑電話・SMS対策モバイルアプリの一覧を見る




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