#88 妹が県立高校に合格した話

お久しぶりです。トビーです。

【始めに・・】
前回の投稿が3/4で、以降、1週間ちょっとぐらい精神的に不安定になってしまいました。週3回note更新も途絶えてしまいましたが、再度楽しみながらやっていこうと思います！

今回は、妹の話をします。
私には11個年下の妹がおります(別居)。この度、第1志望校の県立高校に合格したと連絡がありましたので、そのエピソードを書いていきます。

1. 【中1秋】不登校になる

入学して半年後ぐらいに、妹は不登校になりました。理由は、
・友人関係が上手く行かない。
・学校の勉強についていけない。
ということでした。
静岡県の入試制度では、「内申点」に比重が置かれており、「県立高校に行ってくれないと、お金が・・・」という親の気持ちもありました。
私の中では、一度不登校になると、復帰が大変というイメージがあったので、「私立高校に行くことも視野に入れた方がいいのでは・・・？」という話を持ち掛けていました。
兄としては、心配・不安しかありませんでした。

2. 【中2春】登校し始めた

年度初のクラス替えをきっかけに、妹は学校に行き始めました。
このクラス替えでは、中1の時に同じクラスだった子とはなるべく接点をもたないよう、かなりの考慮がなされたと聞いています。
また、初めの頃は、別室登校という形をとっており、本人に刺激を与えない、精神的な負担を与えないように・・最新の注意を払っていたようです。

こうした考慮が上手くいったおかけが、妹は無事に不登校生活から抜け出すことができました。友人も作れたようだし、「友人関係が上手くいかない」は解決できたようです。

3. 【中2秋～冬】家庭教師をつける

2つ目の問題、「学校の勉強についていけない」の解決に向けて、着手しました。
家が凄い場所にあるので、「家庭教師」しか選択肢がありませんでした。私と同い年の女性の先生が担当となり、中学の主要科目（国・社・数・理・英）を見てくださったようです。
その先生に対して、自分の夢(保育士)だったり、勉強に対する不満なども話せていたようで、相性がよかったと聞いています。

そして、妹の中で、県立高校の入試を受けるという決意が出たのも、この時期です。

4. 【中3春】第1志望の県立高校に行くのは厳しいと言われる

三者面談で学校の担任の先生からはっきり、

〇〇高校は今の内申では、厳しいですね。

と言われたようです。

その話を聞いて、私もネットで調べてみましたが、確かに厳しい・・・あと5点は必要だなという感じでした。

5. 【中3夏～秋】そんな中でもがむしゃらに頑張る

担任に厳しいと言われた時に、妹に火が付き始めたのでしょうか・・・。
とにかくがむしゃらに、
・教科担当の先生に良い印象を持たれるように、積極的に質問する。
・定期テストで良い点数をとるために、勉強をする。
ということを徹底したようです。
テストの点数が悪すぎた時があり、その時は大泣きしていたようです。その話を聞いた時、私は逆に安堵しました。何故なら、「本気で突き進んでいる」証拠だからです。

6. 【中3冬】第1志望校の受験が決定

努力の結果、内申点が目標点に到達しました！
担任の先生にも、OKを貰い、第1志望校の受験が決定しました。

7. 【受験】私立高校受験～県立高校倍率発表～県立高校受験

静岡県の入試制度は至ってシンプルです。
基本的に、私立高校の受験日、県立高校の受験日は県で統一されているので、私立高校・県立高校1つずつしか受けられません。

私立高校は、「問題が難しかった～～」と言いながらも合格しました。

その後の県立高校の倍率発表で、第1志望校の倍率が予想以上に高かったということで、

妹「私、大丈夫かな・・」
私「倍率なんか気にしてもしょうがないから、自分の実力を出すことに専念すること！」

という感じで、私なりの喝を入れました！

そして、県立高校の受験も終わり・・あとは合格発表を待つだけとなりました。親はドキドキしっぱなしだったそうです。

8. 【受験】第1志望校、合格！

静岡県立高校の合格発表は、3/12(金) 正午でした。
そして、12時15分頃に・・親・妹双方から「合格」の知らせが届きました！

妹「受かった！！！！」
私「おめでとー（LINEスタンプ）」
私「よく頑張った！、兄、感動中」
妹「ありがとう！！！！」
妹「ほんとによかった、、」

この「ほんとによかった、、」の最後の2つの「、」が私の中で、感極まるものがあり、会社の執務室で泣くところでした（笑）
これまでのエピソードを知っている自分は、執務室から出て、涙をこぼしていました。

9. 最後に

一度、不登校という経験をして、よくここまで這い上がってきたなと思います。努力を継続してきたからこそ、今回の第1志望校の合格へ結びついたんじゃないかなと思います。
妹の経験は、私の心を揺さぶってくれました。

私も頑張り直すぞ！