心を安らかに仕事と向き合う方法
フリーランスの仕事で疲弊している方から心を安らかに仕事と向き合う方法を尋ねられて、参考になるかわからないけど
①他人を見上げないこと(凄く見えるその人は別に凄くない)
②差別化を図るのではなくはじめから周りを気にしないこと(好きにやればいつの間にか勝手に差別化される)
と回答した。(2024.11.30)
時代のニーズに合わせたビジネスというのは自ら進んで競争原理に組み込まれることを意味する。だから時代のニーズよりも自らの原理をただ推し進めることが無競争を生み出し結果的に競争に強いということは当然ありうる。(2021.10.15)
心の隅で「私はこれがあまり得意ではないな(好きではないな)」と思いながら長いこと仕事をしている人は多い。好きや得意なんて変わっていくものだし、それでもやり続けるということに「尊さみ」が生じるのは事実だが、その状況をどれだけ正当化したところでその人にストレスを与え続けるので、結果的にそんな自分を正当化したまま状況自体を破壊する(ことで自身を解放する)ような人もいる。自分に「尊さみ」ではなくまっとうな尊厳を与えながら仕事をするのは大事だ。(2024.5.2)
仕事は情熱を傾けて魂込めて誰かに必要とされたくてやるんだけど、同時にこんなこと大したことじゃない自惚れるなという冷めたところがあったほうが結果的にいい仕事ができる。(2023.11.17)
生活のため、仕事のためと言いながら不本意なことを受け入れるのは仕方がないとして、それに対して居直るだけでなく、それを拡げて仲間を増やし多勢で正当化しようとするから世間はおかしくなるし、誰もそれをツッコめなくなる。一生その不本意さにうじうじとし続けたいのに、なかなかそうはならない。(2022.7.7)
いい仕事をしている人たちに共通点があるとすれば、いい仕事をしたいという自分自身の目的や意志以上に、外的な作用によって結果的にそうなった部分が自分の仕事を仕事たらしめていることに自覚的であることだ。(2022.12.15)
宗像誉支夫さんが私の本を「優しさの中にある狂気」と語ってくださったが、私自身にとっても相手の仕事の中に忍ばせられた狂気を感じるというのは大事というか、ほとんど不可欠な要素だと気づいた。仕事をしているとどうしてもある過剰さに向かっていくところがあり、そこにその人の仕事が自ずと現れる。その現われが面白い。私にとってバンタンが魅力的なのもアイドルの枠を超えてそういう過剰さとしての狂気が表出しているところだ。(2022.10.22)