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副業なんてしなくていいよ

最近よく耳にする「副業」。
副業することでスキルアップや収入を得る、、、
まあ、大多数は収入が増えることで生活に余裕が欲しい、その余裕から安心感を得たい、というのが本音なのかなと思う。

SNSを始めとするネットの世界では、猫も杓子も「副業」が騒がれている。
でも僕は「副業なんてしなくていいよ」と言いたい。

副業したい!と考えている人は一度冷静になって欲しい。
副業するってことは本業もしてるということ。
8時間労働してその後も働くんですか?
どんだけ仕事が好きなんですか?

1日はたったの24時間しかない。
本業で8時間。
睡眠で7時間。
これだけで15時間。残り9時間。
食事、通勤時間、家事で残り時間はさらに減ることを考えると、1日に自由に使える時間はせいぜい多くて2〜4時間程度。
置かれている状況によって個人差はあるだろうけど、せいぜいその程度の時間だろう。

その貴重な2〜4時間を「副業」に費やすことで、あなたは「幸せ」になれますか?

もちろん収入が増えることでQOLが上がる人もいるだろうし、副業が本業の役に立ったり、副業で本業を上回る収入得ることもあるだろう。
だから「副業なんて無意味、無駄」「副業なんてするな」なんてことは言わない。
やりたい人はやってみたらいいと思う。

ただ僕は「副業なんてしなくていいよ」というスタンスを取るのは、1日に自由に使えるせいぜい多くて2〜4時間程度の時間を「副業(仕事)」に費やすのは勿体無いとどうしても感じてしまうからだ。

僕はその自由に使えるせいぜい多くて2〜4時間程度の時間が「幸せ」に生きるかどうかの境界線だと考える。
当然、「幸せ」の定義は人それぞれ違うから、お金があること、副業をすることが「幸せ」に直結する人もいるだろう。

でも、健康でありたい。そのために栄養バランスの取れた食事を摂りたい。作りたい。
やりたいスポーツがある。筋力トレーニングで目指したい肉体がある。
音楽や絵画を楽しみたい。旅行の計画を立てて素晴らしい体験をする。
そういったことに興味がある人が、僅かばかしの収入やインフルエンサーの勧めで副業をするのは少しばかり違和感を覚えてしまう。

時間は止まることなく流れていってしまうから。
だからこそ、何にその時間を当てるのか。
僕は副業に時間を割くよりも、もっと自分の幸せ、小さな幸せを探すために時間を当てたい。

外へ外へ視線を奪われがちな昨今だからこそ、内へ内へ、自分へ回帰していくような生き方を模索している。

❇︎

注意書き
筆者がnoteやブログを書くのは副業じゃないのか?と思われるかもしれない。
このnoteにしてもブログにしても、筆者は筆者自身の内へ内へ回帰していく作業の一つだと認識している。

自分の考えや思いを文字として起こすことは自分自身を見返す作業であり、こういったことは意図的に行わないと出来ないことである。

その作業の一旦として AdSense収入を僅かばかし得ることはあるけれど、本来の目的は副業ではなく(noteでは)内へ内への回帰であり、(ブログでは)医療機器や臨床工学技士について知ってもらうということである。

これを副業として捉えてしまったら、きっとnoteもブログも筆者にとってただの苦痛であり、つまらない作業になることであろう。

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